2008.07.31 (Thu)
「オクラとほたてのカルパッチョ」
春夏秋冬、その季節に採れる旬の野菜はとてもおいしい。
そして、夏野菜は、暑さに対抗するため、体を冷やす野菜、スタミナをつける野菜などが多いのが特徴です。
私がお気に入りの夏野菜の一つ、「オクラ」。
毎日収穫しないととんでもない大きさになってしまう野菜です。
その成長力が夏野菜のパワーを感じさせます。
大好きなオクラを使ってカルパッチョを作ってみました。

「オクラとほたてのカルパッチョ」
青いオクラと赤いオクラの2種類を使っています。
赤いオクラは、加熱すると色が緑に変わってしまいますので、いつも生食専門オクラです。
付け合わせの葉物は「セルバチコ」。
冷蔵庫でキンキンに冷たく冷やしたカルパッチョはとてもおいしく、オクラのネバネバと食感が絶妙でした。
生でも加熱してもおいしい「オクラ」。これからが収穫の本番を迎えます。
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2008.07.30 (Wed)
「バターナッツ」
昨年食べてからメラメラ

基本的にカボチャの栽培を避けていたのですが、自分で作ったものを食べてみたくて種をまきました。
美味しい野菜、気に入った野菜、興味のある野菜、それらを自ら作ることが出来るのは
農家のすばらしいところでもあります。

バターナッツ、ベビー
丸型ズッキーニ同様、毎朝畑で行う作業が受粉作業。
雄しべを雌しべにつけるのですが、何気に面倒。
花が開いたのを発見すると、「まだある…」と意気消沈。

普通であれば、喜ぶべきことなのでしょうが、夏の野菜はいろいろとメンテナンスが必要で
かなり忙しく、朝から畑を駆けずりまわっています。

しかし、この作業をやらないと立派なバターナッツにならないのです。

バターナッツ ミドル
バターナッツの形らしくなっているものもあります。
ここまでくると、うれしくなりますね。

これも面倒な受粉作業をしっかりとしておいたおかげです。
農業は面倒でも一手間かけることが大事なのです。
その一手間が成功につながります。
ここまで来ると収穫も近いのかもしれません。(初めての栽培で、この先も未知の世界です。)
今年もおいしいポタージュを作りたいと思っています。
バターナッツのご紹介はこちらから→☆
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2008.07.29 (Tue)
「しらすと大葉のパスタ」
野菜を届けている「ルッカ」さんでパスタを食べたところ、あまりにも美味しかったので
自分でも作ってみました。
あくまでも作り方はオリジナルですので、「ルッカ」さんとは違います。
このパスタ、とてもおいしいので、久々にレシピを書きます。

しらすと大葉のパスタレシピ
材料(2人分)
パスタ(1.4mm) 160g
しらす 100g
トマト 300g
(今回はシシリアンルージュを使用。フルーツトマトやミニトマトなどがおすすめです。)
大葉 20枚
にんにく 1片
赤とうがらし 1本
オリーブオイル、塩、コショウ
作り方
1 トマトは洗ってヘタを取り、皮つきのままくし形に切ります。
大葉は洗って水気を切り、5mm幅の細切りにします。
にんにくはみじんぎりにします。
赤とうがらしは種を取って手でちぎります。
2 フライパンにオリーブオイル大さじ4とにんにく、赤とうがらしを入れ、中火にかけます。
フツフツと泡立ってきたら、弱火にして、焦がさないようにじっくりと炒めます。
3 にんにくがきつね色になったら、トマトを投入。
さらに大葉(全体の3/4量)を加えて中火にし、塩を少々ふります。
4 パスタを茹で始めます。(袋に書いてある目安の時間よりも2分ほど短めが成功のカギとなります。)
5 3にパスタの茹で汁大さじ2を加えます。
6 中火のまま5~6分ほど、トマトから水気が抜け、トロリとするまで煮ます。
7 パスタが茹であがる15秒ほど前にしらすを6に投入します。
8 茹で上がったパスタの湯を切って、7に加え、トマトのソースをしっかりからめます。
味をみて、塩、コショウで整え、お皿に盛り、残りの大葉をトッピングして完成です。
しらすと大葉、そしてトマトの組み合わせが絶妙。
大葉のおかげで、見た目よりもあっさりしているパスタです。
メインはメカジキ
そして、メインは、我が家の定番「メカジキのソテー」
トマトソースは「スペックルドロマン」を使用しました。

もはや肉なしの我が家にとっては定番の魚料理となっていますが、
これ、本当においしいのです。
今の時期、フレッシュなトマトで作るソースも最高です。

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2008.07.28 (Mon)
「とうもろこしガード作戦」
昨日の雷雨



強風によって倒れたとうもろこし
予想以上の風によってともろこしはこのようになっていました。

こちらのとうもろこしも同様

そしてこちらも
画像では確認しにくいのですが、とうもろこしは、トマトやナスを栽培している場所を囲むように植えてあります。
とうもろこしは、トマトやナスの風よけのために植えたのです。
多少の風はブロックしてくれていましたので、今年のナスなどは、風によって枝と触れて傷が付くことも少なく、良い成果が得られています。
そして、昨晩の大風。
とうもろこしは見事に倒れてしまいましたが、ナスなどは無事でした。
今回の「とうもろこしガード作戦」は成功といって良いかもしれません。
倒れたとうもろこしは、パイプを立てかけ、まっすぐに修正します。
とうもろこし達に一言、「お役目ごくろうさん!」。

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2008.07.27 (Sun)
雨
「農作業は自然との付き合い」
これはいつも思っていることです。
今年は梅雨でも雨が少なく、乾燥状態が続いている畑。
木曜日の天気予報で夜中に雨が降り、翌日金曜日の夕方からも雨となっていましたので、
宅配セットの発送の合間に種まきをしました。
一般的に真夏の日中は仕事をしないのが農家です。
日中はとても暑いので、朝早くから仕事を始め、暑い時間は休憩に入り、夕方から日が暮れるまで作業をする、それが農家の一日なのです。
私の場合、宅配セットの発送や飲食店へのお届けがありますので、普通の農家の作業時間とは違い、日中の暑い時間も仕事をしているのですが、基本的に暑い時間帯に種まきなどはしません。
木曜日は、「ようやくの雨、待ってました」と日中に種まきをしたのですが、さすがの私もこの暑さにはまいりました。
クワを手にして畑を耕していると、汗は当然なのですが、鼻水は出てくる、息が苦しくなると、とても無残な光景。
頭の中では、「せっかくの雨、この数時間の苦労が後になって報われる」と自分を励ましています。
しかし!
木曜日に夜中に雨は降りませんでした。

しかも、金曜日にも雨が降りませんでした。

関東では土曜日に雷雨



さすが、自然というべきでしょうか。全くこちらの都合は考えてくれません。
「木曜日の苦労は何だったのか」と思っておりましたが、
本日日曜日、ようやくまとまった雨が降りました。
ものすごい雷




なかなか思うようにはいかない農作業。
明日の朝、久々に水分が浸みこんだ畑を見れそうです。

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2008.07.26 (Sat)
今年の夏も「ゴーヤチップス」
夏野菜「ゴーヤ」。「にがうり」とも呼ばれます。
独特の苦みが好き嫌いを左右すると思いますが、私が大好きな野菜の一つです。
「ゴーヤ」の食べ方といえば「ゴーヤチャンプル」を筆頭に炒め物が中心ですが、
我が家での「ゴーヤ」の食べ方は「ゴーヤ」をチップスにします。
種をとって薄切りにしてから素揚げするだけという簡単な調理法。(焦げやすいので注意!)
最後に振りかける塩

ビール

昔よく食べていた市販のポテトチップスは何だったのかと思ってしまいます。
チップスにすると、一人で「ゴーヤ」1本を食べてしまう私ですが本当に美味しいのです。
今年も「ゴーヤ」チップスの季節がやってきました。
暑い夏をこれで乗り切ります。


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2008.07.25 (Fri)
野菜で感じる季節
梅雨も明け

最近ご紹介しているトマト、畑には夏の野菜が暑さにも負けず元気

露地栽培で野菜を作っているため、季節に合わせて種まきを始め、そして収穫。
収穫が始まると野菜を見てその季節を感じることができます。
宅配のお客様からも「yasai8313から野菜が届くと季節を感じます。」といったメールも頂いています。
トマトやきゅうりにナス、夏を代表する野菜の陰にかくれて、これまた夏を代表する野菜「オクラ」の収穫が
ちらほら始まりました。

赤オクラ
画像をクリックするとわかるのですが、オクラには産毛が生えています。とてもやわらかそうなのですが、何気にこの産毛が痛いのです。
今年も昨年同様、赤オクラ、緑オクラと2種類のオクラを栽培しています。
宅配のお客様、今年もオクラをお届けすると思いますので、野菜で夏を感じてみてください。
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2008.07.24 (Thu)
栽培中のトマト達 その4
野菜の色といえば、緑が大半をしめます。その為、通常、畑は緑色に覆われているのですが、
夏の畑は少し違います。
夏野菜はカラフルな色が多く、その中でも赤いトマトはとても鮮やかです。

トマトが緑の実をつけ、次第に黄色味を帯びて最後は赤に変わります。
栽培中のトマトも、3色の色が畑を華やかにしてくれます。
今年は、いろいろなトマトを栽培しているため、オレンジ、黒、白など、さらに畑に色を添えています。

真っ赤なシシリアンルージュ
今年栽培しているトマトには調理用トマトもあります。
「シシリアンルージュ」や「サンマルツァーノ」などですが、
このトマトと達はとにかく真っ赤です。
日本でよく見られるトマトはピンク系が主流ですが、調理用トマトは赤色色素のリコペンを多く含むものが多いため、果肉も濃い赤色をしています。
ピンク系トマトと赤系トマトの栄養価を比べてみると、赤系には、ピンク系に比べて、βカロテンが2倍以上、ビタミンCが1.5倍ほども多く含まれています。
さらにリコペンは、活性酸素を消す、抗酸化作用やガン細胞の増殖を抑制する抗ガン作用が強いことも分かってきています。
完熟してから収穫する赤系トマトは、ピンク系の生食用トマトに比べて、リコペンは約2倍含まれていて、さらに加熱することによって吸収率が高まります。
調理用トマトに代表される赤系トマト、実はすごいトマトなのですが、
残念ながら、まだ日本での普及は低く、お店であまり見かけることがありません。
トマトを加熱すると本当においしいのですが、一般的には生食が主流のため、その辺りが普及しない一つの要因だと思います。
畑で栽培している調理用トマトを食べて、今年の夏は健康になれる予感がしています。

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2008.07.23 (Wed)
トマトが彩る食卓
畑のトマトもいろいろと収穫できるようになってまいりました。

奥左が黒トマト、奥中央がオレンジトマト、手前左がバイカラー、右手前が青トマトです。
シシリアンルージュ
ピッコラルージュ
グリーン・グレープ(青トマト)
ハゼル・ゴールド(オレンジトマト)
チェロキー・パープル(黒トマト)
スペックルド・ロマン(バイカラー)
の6種類のトマト達です。
この調子でいくと、トマトだけで宅配セットが作れてしまう勢いです。
味見もかねて、トマトメインの夕食を作ってみました。
トマトサラダ

オレンジトマト「ハゼル・ゴールド」
黒トマト「チェロキー・パープル」
青トマト「グリーン・グレープ」
ミニトマト「ピッコラルージュ」
を生で使い、千切りにしたバジルを散らしてあります。
バジルもようやく自宅用分が収穫できるようになり、いよいよトマトが楽しめる時期となりました。
シシリアンルージュのパスタ

とにかく濃厚な「シシリアンルージュ」。
加熱することにより、甘さが増し、おいしいフレッシュトマトのパスタとなりました。
「シシリアンルージュ」を煮込む際、バジルも一緒に煮込んであります。
本マグロのソテー スペックルド・ロマンソース~季節の野菜を添えて

バイカラーのトマト「スペックルド・ロマン」でソースを作りました。
生食よりも加熱した方がおいしいトマトのような気がします。
そして、付け合わせに使ったのは「赤オクラ」ときれいなナス「リスターダ・デ・ガンディア」です。

「リスターダ・デ・ガンディア」
赤オクラは加熱することによって、緑色に変化します。
「リスターダ・デ・ガンディア」は縦にスライスしソテーをしてありますが、きれいな色はしっかりと残ります。
一度に6種類のトマトを食べるなんてなんて贅沢なのでしょう。
本日のトマト
「シシリアンルージュ」12個
「ピッコラルージュ」5個
「グリーン・グレープ」4個
「スペックルド・ロマン」1個
「ハゼル・ゴールド」1個
「チェロキー・パープル」1個
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2008.07.22 (Tue)
「ビストロ ラ・フロレゾン」 bistrot La Floraison
野菜を届けているお店のご紹介です。
フランス料理 「ビストロ ラ・フロレゾン」 bistrot La Floraison
店内は明るく、素材を活かした料理が楽しめるお店です。







ランチタイムにおじゃましたのですが、ボリュームのある料理、そして味に大満足でした。
ランチ、ディナー共にリーズナブルな値段で、本格的なフランス料理が楽しめます。
お店のホームページはこちらからはこちらからご覧ください。→☆
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2008.07.21 (Mon)
「Eggplant Listada de Gandia」
2008.07.20 (Sun)
7月20日本日のお届け野菜

長ネギ
人参
トマト
きゅうり
ナス
オクラ
小松菜
ピーマン
ピュアホワイト
宅配の野菜セットの内容も夏野菜が中心となっています。
夏野菜はとにかく収穫に危険が伴います!

自らを守るための「トゲ」。これがくせ者なのです。
ナスのトゲ、ナスは葉っぱも痛いのです。
丸型ズッキーニの葉もトゲだらけです。
実そのものに生えている産毛のようなトゲ、これも要注意!
オクラの産毛も危険です。
そしてきゅうり、実そのものに生えている針のようなトゲ。
きゅうりのトゲは画像をクリックするとよくご覧になれます。
でも一番危険なのはナスです。
野菜と向き合うために、素手が基本の私にとっては本当に恐ろしい~。


ナスのへたから出ているトゲは皮膚の中に入り込みます。
夏野菜の収穫はこれからも続きますので、夏野菜をたっぷり食べて暑さを乗り切ろうと思っています。
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2008.07.19 (Sat)
「ピュアホワイト」
今年のとうもろこしの第一弾は「ピュアホワイト」です。
昨年栽培して好評でしたので今年も作ってみたのですが、
今年もおいしいとうもろこしが出来上がりました。

とにかく甘く、生食でも食べれてしまいます。
私にとっては甘すぎますので、毎年味見のため、1本しか食べません。

絹の糸のようなひげ
こちらは「ピュアホワイト」の若いものです。
「ヤングコーン」と呼ばれています。
まだ赤ちゃんのとうもろこしは、絹の糸のように美しいひげにおおわれています。

もちろん、「ヤングコーン」もおいしく頂きました。
本当に野菜ってきれいです。

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2008.07.18 (Fri)
「グリーングレープ」の味見
栽培している緑のトマト、「グリーングレープ」。
いつ収穫してよいかわからないのですが、だんだん黄色みを帯びてくるということでしたので、
色が変化するのを待っていると、確かに緑が黄色っぽくなってきました。

いよいよ待望

黄色っぽくなったものを選んで収穫。

黄色というより金色。なかなかきれいな色をしています。

中は見事な緑色で、外の皮の色とのコントラストがきれいです。
初めに1個そのままかじってみました。
予定では、酢っぱそうでしたので、パスタに加えて緑のトマトパスタを作る予定だったのですが、
予想に反して生食でかなりおいしいトマトでした。
「加熱はもったいない!」
加熱の味見をしたいところでしたが、収穫がこれからということもあり、数が少なかったので全て生食で頂きました。
見た目と違い、甘みと酸味のバランスがよく、期待以上の味。
他のトマトの味見が終わっていませんので、今の段階では何とも言えませんが、
ひょっとすると、今年栽培しているトマトの中でベストワン


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2008.07.17 (Thu)
「ナス」が美しい!!
夕方、トマト


あまりにも「きれいなナス」に見えましたので、農作業の手を止め、しみじみと観察

仕事に追われ

「ナスがこんなにきれいだなんて。」

ツヤがあり、光に反射して光っています。
こうしてみると、野菜の色って本当にきれいだと思います。
「ナスの色は何色?」
との質問に「紫」と返ってくるのが一般的な答えだと思います。
私も小さい頃、「ナス」の絵を書いたら紫色に塗っていました。
今になってよく見てみると、「ナス」の色は黒ではないでしょうか。
最初に挿入した絵文字のナスも紫、一般的に「ナス」の色は紫です。
「ナス」を観察していて、変な疑問が浮上してしまった私。
しかし、「野菜の色はきれいです」

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2008.07.16 (Wed)
トマトの鉢植えの旅立ち
事情があって鉢植えで栽培を始めたトマト。
新たに「サンマルツァーノ」も追加しました。
鉢植え栽培のスタートはこちらから

左から「シシリアンルージュ」「マイクロトマトレッド」「マイクロトマトイエロー」「サンマルツァーノ」

「シシリアンルージュ」

「マイクロトマトレッド」
軒下で雨を避けての栽培のせいか、
畑で育てている露地栽培のトマトよりもきれいなのが少し悔しい所です。

今回の栽培の事情
このトマト達を栽培するきっかけは赤坂にある「グラナータ」さんの一言から始まりました。
「お店の入口にトマトを飾りたいのです。」
観葉植物はよくみかけますが、「本物のトマトがあったらおもしろいのでは。」と思い、
「わかりました。作ってみます。」を即答をしたのです。
そして、210cmの支柱を立て、栽培スタート。
実もつけ始め、「シシリアンルージュ」は210cmの支柱に届くというところまで成長しましたので、
いよいよ「グラナータ」さんへ発送することになりました。
昨日、4tトラックのチャーター便に乗せた4本のトマト。出発を見送るのは少しさみしいものがありました。

トマトは観葉植物と違い、世話が必要となります。
我が子を最後まで見届けたいと思い、世話の方法の説明をかねて、本日「グラナータ」さんへ行ってきました。
「グラナータ」さんの模様は続きからご覧ください。
2008.07.15 (Tue)
「シシリアンルージュ」のソテー
ミニトマトほどの楕円形をしたトマト「シシリアンルージュ」。
普通調理用トマトを生で食べるとおいしくはないのですが、「シシリアンルージュ」は別です。
生で食べても十分にいけるトマトです。
でも本領を発揮するのは加熱。

パスタにからめるととてもおいしいのですが、シンプルにソテーで味わいました。

ヘタを取って縦割りにした「シシリアンルージュ」をオリーブオイルでソテーして塩を振っただけの簡単メニューです。
飾りのトッピングはイタリアンパセリ。
バジルを使いたかったのですが、畑のバジルの収穫はもう少しかかってしまいますので断念しました。
トマトだけでなく、野菜の品種はとてもたくさんあります。
例えば大根。
煮物に適している大根や、サラダ用大根、おろしにむく辛味大根など。
その特徴を生かした料理法をとることによってその野菜の威力が発揮

「シシリアンルージュ」も調理用というだけあって、とてもおいしくなりました。
これでドライトマトを作ったら、さらに旨さが凝縮されるのではと思っています。
今年のトマトはまだまだこれからですので、いろいろと試してみようと考えています。
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2008.07.14 (Mon)
「野菜セット」が届きました。
義理の姉から野菜セットが届きました。
某有名ホテルが地元の野菜を取り入れているそうで、その野菜の詰め合わせをセットにして販売しているのです。
「家に野菜?」。
野菜はたくさんあるのですが、義理姉が参考になるのではと送ってくれたのです。

内容は、
トマト4個
玉ねぎ2個
きゅうり3本
ピーマン5個
ナス3本
人参3本
いんげん120g
枝豆(枝付き)1束
以上8品でした。
「野菜セット」は久し振りでした。
宅配をはじめた時はいろいろ頼んだりしていましたが、最近はご無沙汰でしたので…
やはりいろいろある宅配セット、それぞれに違いがあり勉強になります。
現在の宅配セットをさらに進歩させるためにも、定期的に野菜セットの注文をするのも
おもしろいと思い、これからは頻繁にいろいろと頼んでみようかと思っています。
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2008.07.13 (Sun)
耳を疑うお話
ある方から驚きの話

その話は同じ市内の農家A氏のお話でした。
A氏は、私が認めている農家で、良き友人でもありライバルでもあります。
彼は、季節季節に応じた野菜を市場へ出荷したり、直売所に野菜を届けています。
彼がある大手のスーパーに行った時、彼の名前が入った枝豆が販売されていたそうです。
「あれ?最近枝豆出荷していないのに…」
「これ10日前に出荷した枝豆だ!」
そうなんです。
10日前に出荷した枝豆が販売されていたのです。
葉物と違い、枝から切り離して袋に詰めてある枝豆は、そう簡単に見ただけでは鮮度が分かりにくいと思います。
農家の手から離れた野菜は、最終的には販売先のものになってしまいますので、売上げや減価のことを考えると販売方法はお任せになります。
しかし、いくら何でも10日前の枝豆を販売するとは!!

只でさえ鮮度が命の枝豆です。
自分の事だけ考えてお客さんや農家の事は全く考えていません。
この味の落ちた枝豆を食べた人は、「美味しくない…」と思うにちがいありません。
袋を見るとA氏の名前が入っています。
その結果、その方はA氏の枝豆を買うことがないかもしれません。
時間と労力を使って一生懸命に作った枝豆。
だからこそ自信を持って販売できるので名前を入れているはずなのに。
この販売店は、野菜を一商品としか思っていません。
「売れれば良い。」ただそれだけです。
同じ農家として彼の事を思うと本当に残念な気持ちになりました。
私が市場出荷を嫌い、宅配セットの発送や飲食店へのお届けに力を入れている理由が、ここにあります。
自分で作った野菜はもちろん、野菜作りの苦労を本当に感じてもらいたいからなのです。
「自分の野菜を人に任せたくない。」
この気持ちを持っている限り、野菜作りの情熱は消えることがないと思います。
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2008.07.11 (Fri)
「パセリマウンテン」のパセリ達

無理やり栽培場所を作って始めた「イタリアンパセリ」。なかなか順調に成長してきました。
イタリアンパセリのお話その1
イタリアンパセリのお話その2
当初は栽培する場所がなく、どうしようかと困っておりましたが、現在では無事に収穫を迎えています。


パセリマウンテン
パセリマウンテンのふもとには、これまたイタリアンパセリが元気に育っています。

ふもとのイタリアンパセリ
イタリアンパセリは、現在、別の畑2か所でも栽培を始めています。
このイタリアンパセリは主に飲食店に出荷しているのですが、
毎度のことながら、赤坂のレストラン「グラナータ」さんは大量注文です。
セルバチコ、ルッコラに続き、今ではイタリアンパセリがラインナップしています。
我が家でもイタリアンパセリは大活躍、やっぱりフレッシュなパセリは香り、色といい、料理に良いアクセントになります。
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2008.07.10 (Thu)
栽培中のトマト達 その3
栽培中のトマト達が続々と実を付けています。
チェロキー・パープル

現在のチェロキー・パープル

2週間前のチェロキー・パープル
「チェロキー・パープル」は黒トマトの品種の中のひとつです。
黒トマトといっても真っ黒になるわけではなく黒っぽい赤色です。
最終的にはワインレッドのような色になる予定です。
グレイト・ホワイト

「グレイト・ホワイト」は白トマトです。
品種の説明によると、
「デリシャス・スイート・フルーティ・フレイバー。新鮮なパイナップル、メロン、およびグアバのミックスのようです。」
とあります。
全く想像ができません…

グリーン・グレープ

「グリーン・グレープ」は緑のトマトで、この品種はミニトマトほどの大きさです。
普通トマトの色の変化は緑からそのトマト自体の色に変化していくのですが、
緑のトマトはいつ収穫すればいいのかわかりません。
「グリーン・グレープ」は少し、黄色が帯びてくるようですので、そのあたりをを目安に味見をしてみます。
着々と私の夏が始まりつつあります。

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2008.07.09 (Wed)
「モロッコインゲン」のお話

畑のモロッコインゲン
さやいんげん(感じで書くと莢隠元)にもいろいろな種類があります。
その中の一つ「モロッコインゲン」。
普通のインゲンよりも幅広で平べったいのが特徴です。
インゲンの旬
インゲンは年に何回か栽培が可能で、1年中お店で見ることできるのですが、本来の旬は6月から9月。まさに旬まっさかりという時期です。
栄養価
インゲンは、ビタミンA、B1、C、カリウム、カルシウムを多く含み、食物繊維も豊富ですので、便秘の予防に良いと言われています。
出来るだけ早く食べましょう!
野菜全般にいえることなのですが、新鮮なものは味が違います。中でも豆類の鮮度の影響は大きいですので、買ったら出来るだけ早く食べることをおすすめします。
新鮮なインゲンはポキッと折れるのですが、そんな事はお店で試すこともできません。
「見た目につやがあり、表面がみずみずしいものを選びましょう」などと言われていますが、
なかなか判断が難しいのが現実です。
新鮮なインゲンを食べるには、直売所の朝採り、もしくはスーパーなどの「生産者の顔が見える野菜コーナー」で買う方が、より鮮度の高いものを手に入れられる可能性があるかと思います。
食べ方
食べ方は普通のインゲンと同じで、塩茹でをはじめ、煮物、炒めもの、揚げものなどに利用できます。
切り方一つで見た目も変わりますので、料理の幅が広がる野菜の一つだと思います。
枝豆などに比べると地味なイメージ(私が勝手に思っているのかもしれません)があるインゲンですが、是非、食べて頂きたい豆です。
お店でモロッコインゲンを見つかたら、一度、味見してみて下さい。
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2008.07.08 (Tue)
シシリアンルージュとあさりのパスタ
梅雨なので当然のことなのですが、最近、雨

トマトにとって雨は天敵、雨が降るとトマトの割れにつながります。
私の畑にはハウスがありませんので、トマトは全て露地栽培。
太陽

雨のせいで、せっかくのトマトを無駄にしたくありませんでしたので、赤らんできたトマトを全て収穫してしまいました。

収穫したシシリアンルージュ
シシリアンルージュ
シシリアンルージュは、昨年栽培してとても気に入ったトマトです。
調理用のトマトで大きさが4~5cmほどのプラム型をしています。
普通調理用トマトを生で食べるとそれほどおいしくはないのですが、
このシシリアンルージュは生でもおいしく食べれるすぐれものです。
しかし、加熱することによって、本来の特性が発揮され、しっかりしている酸味が加熱すると濃厚な旨みに変わります。

シシリアンルージュとあさりのパスタ
トロリとするまで煮詰めたソースはパスタに絡みつき、あさりの旨みととても合いました。
今まで、ホールトマト

まだまだ、畑で生育中のトマト達。
期待している調理用トマト「サンマルツァーノ」も楽しみです。
今年のトマトはこれから始まりです!!

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2008.07.07 (Mon)
黄色いトマトで一品
2008.07.06 (Sun)
トマトの色の変化 ~スペックルド・ロマン~
2008.07.05 (Sat)
なんちゃってカラスの効果
昨日のカラス対策の効果は?
期待と不安を胸に朝5時頃畑に行ってみると、驚きの光景が待っていました。
隣にある別の農家の畑に20羽ほどのカラスが舞い降りていました。
(この畑は、現在トラクターでエン麦を畑にすき込んでいて休ませている畑です。)
デジカメを持参せずに畑に出向いたことを後悔しているのですが、
この光景を写真に収めたかったです。
家の畑は無事でした。
舞い降りたカラス達は、家の畑の変化に驚いているようです。
キラキラ光るテープに、なんちゃってカラス。
カラスは「危険」

本日の所は、私に軍配が上がりました。

キラキラ


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2008.07.04 (Fri)
カラスに見つかりました…
2008.07.03 (Thu)
トマトとスルメイカのカルパッチョ
最近、トマトの使い方をいろいろと試しています。
本日は、新鮮なスルメイカが手に入りましたので、トマトと合わせてカルパッチョにしてみました。

スルメイカをイカそうめんのように切り、トマトを細かく切ってトッピングしてみました。
ソースはオリーブオイルとレモン汁、ケイパー、塩、ブラックペッパーです。
スルメイカにトマトもなかなかのもので、おいしい前菜となりました。
ポイントは冷蔵庫でとにかく冷やすこと。冷えていないとおいしさが半減します。
過去に鯛のカルパッチョでもトマトを使ったことがあるのですが、生の魚介類とトマトは相性が良いような気がします。
くどいようですが、とにかく冷やすのがポイントです。
そして相変わらずパスタの日々なのですが、本日は「ボンゴレ・ビアンコ」。

スルメイカ同様、大粒の新鮮なあさりが手に入りました。
最近の「ボンゴレ」は、味が安定しておりまして、失敗がありません。
隠し味のアンチョビペーストがコクを出し、自分でいうのも何ですが、とにかくおいしい!!

本日も満足できた夕食を楽しみました。
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2008.07.02 (Wed)
ズッキーニの味噌焼き
地元のお蕎麦屋さんで頂いた料理をアレンジしてみました。
西京味噌をベースに作った味噌を、しゃもじにのせてバーナーで焦げ目をつけて食べたのですが、
しゃもじの変わりに使ったのが、丸型ズッキーニ「グリーンエッグ」。

すぐに思いついたのがナスだったのですが、ズッキーニも良いのではと考え使ってみました。
材料(4枚分)
西京味噌 100g
長ネギ 50g
かつおぶし 3g
くるみ 20g
ズッキーニ 1個
作り方
1 ズッキーニはを厚さ8mmほどにスライスします。
2 長ネギ、くるみはみじん切りにします。
3 西京味噌に2とかつおぶしを加えよく混ぜます。
4 3をズッキーニの上にのせて、軽く焦げ目がつくまでオーブンで焼いて完成です。
この味噌だけでもとてもおいしく、ご飯にも合いますし、お酒のつまみとしても相当合います。
そして、こちらさっぱりバージョン
私が思うおいしい組み合わせに味噌とトマトがあります。
味噌ラーメンに入っているトマトを食べたことがあり、そして味噌汁に入れてもおいしいトマト。
トマトと味噌は相性が良いと思っています。
ズッキーニと味噌の間にスライスしたトマトをはさんで焼いてみました。
こちら、予想通りの味でサッパリとした味に仕上がりました。

ナスでも試してみたいし、きゅうりでも試してみたいと考えています。
農作業で塩分を欲する体に味噌が大活躍した一品でした。
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