2008.04.30 (Wed)
明日発売!「家庭画報6月号」
2008.04.29 (Tue)
「アーティチョーク」 種まき
昨日購入した「アーティチョーク」の種まきをしました。
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Romanesco(ロマネスコ種)
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Violetto di Romagna(バイオレット・ディ・ロマーニャ種)
品種は違いますがどちらも同じような種です。大きさは米粒とほとんど同じくらいです。
11×5の育苗トレーに育苗用の培養土を入れ種をまきます。
種の上にかける土は1cm位。
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Romanesco(ロマネスコ種)
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Violetto di Romagna(バイオレット・ディ・ロマーニャ種)
それぞれ55粒の種をまいています。発芽率は80%ですが、1ポットに一粒づつの種まきです。
初期の成長が遅いようですので、しばらくは培養土が乾いたら水を与え発芽を待ちます。
はたして何粒発芽するかわかりませんが、すべて発芽してしまいますと、2種で110本の苗が出来てしまう予定です。
発芽した苗は後ほど植えつけるのですが、株間100cmを取らなければならないようです。
しかも一度植えると4~5年は収穫できるらしいのですが、その期間を維持するスペース。
「いったいどこに植えるか!」
実はまだ考えていません…
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2008.04.28 (Mon)
「アーティチョーク」の種買いました。
迷いに迷っていましたが、「アーティチョーク」の栽培を始めてみることにしました。
どうなるかわかりませんが、自分の農業経験の一つとしてプラスになることと思います。
いろいろ調べてみると、品種もいくつかあり、種まき時期が、「春まき」「秋まき」の2回あることがわかりました。
「やるならば早い方が!」と思い、夕方の仕事を早めに切り上げ、「秘密の種屋さん」に出かけました。
(yasai8313は何気に行動力があるのです。)
種屋さんに置いてあった品種は2種類。
知り合いのイタリアンのシェフに、いくつかおすすめの品種なども聞いておいたのですが、残念ながら該当したのは1種類。
「アーティチョーク」は見たことも食べたこともありませんのでよくわかりません。
種の説明書を読んでも、栽培心をくすぐることが書いてあります。
お店の方に聞いても、「どちらも売れますよ。」との返事です。
栽培期間が長い為、後で育てようと簡単にはいきません。
「時間を無駄にしたくない」ことと、「どちらも食べてみたい」という気持ちが2種類の種を手にしていました。
購入した種は続きからご覧ください。
2008.04.27 (Sun)
リベンジ!「サマーレッドリーフ」
「サマーレッドリーフ」。どこかで聞いたことがあるかもしれません。
そうです、昨年種まきをした西洋野菜です。
☆サマーレッドリーフのお話はこちらから☆

昨年種まきをしたのですが、発芽したものの収穫まで至らず味見すらできなかった失敗をしています。
そして、今春リベンジ。
栽培に失敗はつきもので、2度失敗したら栽培を中止するのですが、
現在は、立派に育っています。

サマーレッドリーフ
種の説明では、ピンク色の葉物と書かれていましたが、ピンクのような赤っぽい紫色のような微妙な色をしています。
リベンジということもあり、2袋しか蒔いていませんが、今回はなかなか順調に育っています。

サマーレッドリーフ達
ベビーリーフから収穫が楽しめるということですので早速の味見です。
畑でつまんでそのまま口にする瞬間が、これまた楽しいもので、どんな味がするのか期待が高まります。
食べた感想は、「いいかも?」。
これをサラダに加えたら、アクセントと色合いがサラダを引き立てる感じがします。
過去に食べたことのあるような味がするのですが、何だか思い出せません。
家に持ち帰り、妻にも味見をしてもらいました。
私 「食べたことのある味がしない?」
妻 「ん~…」
妻が考えたあげくに言ったセリフは
「草」
崩れ落ちました…

「草かぁ…」
でもなかなかおいしい葉物です。
私のお気に入り野菜のラインナップに入りそうです。
一袋に入っている種の数が少ないのが欠点で、畑で栽培するには厳しいものがありますが、
数量限定でお届けさせて頂きます。本当にごく僅かです。
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2008.04.26 (Sat)
「アイスプラント」 間引きそして植えかえ
「アイスプラント」の種まきから35日の様子です。

全体の様子
最初のころから気になっていましたが、成長にバラつきがあります。
すでに「アイスプラント」らしくなってきたものもあれば、まだ可愛らしい芽の状態のものもあります。

立派な「アイスプラント」
そして、前回確認した虫食いは悪化してきています。

虫食い1

虫食い2
「アイスプラント」の虫食いは、葉もかじられるのですが、おもに中心の部分が多く被害にあっています。
間引きと植えかえ
成長のばらつきの考えられる原因は、種まき時に上からかけた土の量が考えられます。
とても小さな種ですので、ごく微量の土の差が大きく影響を及ぼしそうな気がします。
そして、間引きも一つの原因ではないかと考えられます。
根っからの貧乏性のため、いまだに間引きをもったいなく感じてしまう私。
このままでは、成長に不安が出てきましたので、思い切って、間引きの実施と虫食いの「アイスプラント」を処分することにしました。
移植の実験
大きめの苗を9cmのポットに移植してみることにしました。
植えかえが可能かどうかの実験です。
ポットの底には根腐れ防止のため、赤玉の大粒をいれてあります。

植えかえた「アイスプラント」

ポットの「アイスプラント」達
間引いた「アイスプラント」達は、広々としています。

間引き後の様子
9cmポットの苗たちは一軍です。
今回二軍も作っています。
二軍は、
間引いた小さな苗 … 小さな芽が根付くかの実験です。
虫食いされた苗 … 虫食いの葉がどのようになっていくかの実験です。

二軍の虫食い苗

二軍の「アイスプラント」達
二軍はポットではなく、16個の育苗トレーに移植しています。
はたして、この移植組がどうなるかしばらく見守ってみます。
「ソルトバージョン」
別に育てている「ソルトバージョン」の様子です。

元気な「ソルトバージョン」

緑がきれいな「ソルトバージョン」
こちらの「ソルトバージョン」も見守っていきたいと思います。
過去の種まきからの栽培日記は、左枠中断にあります「カテゴリー アイスプラント栽培」からご覧ください。
本日、間引き菜を食べてみたのですが、驚きの結果がでました。
こちらの結果は、次回の「アイスプラント」の栽培日記にてご報告させて頂きます。
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2008.04.25 (Fri)
「アーティチョーク」
「アーティチョーク」という野菜があります。日本ではなじみがうすく、主にレストランなどで利用されています。
前々から興味はあったのですが、問題点がいくつかあってまだ栽培したこともありません。
問題点
○ 栽培期間が長いため、畑の有効利用がうまくできない。
○ 多年草で4~5年は収穫が可能であるため、長い時期にわたっての植え付け場所が見つからない。
○ 大株になるため、スペースを広く取られる。
そして一番の問題は、
◎ 売れる予感がしない
レストランなどでは利用されても、一般の家庭で容易に使える野菜ではありません。
しかも、高価。考えれば考えるほど売れる気がしません。
野菜セットに入れたとしても、届いたお客様は困ってしまうことと思います。
そんな「アーティチョーク」ですが、栽培してみようかと考えています。
まだ決定ではないのですが、7割ほど栽培する方向に傾いています。
せっかく就いた農業ですので
星の数ほどある職業の中で「農業」を選択してしまった私。
せっかく就いた仕事ですので、経験してみることも良いのではと思っています。
そして、私の将来的な農業を考えてみると、「アーティチョーク」もありかな。という気がしてきています。
「アーティチョーク」も品種がいくつかありますので、ネットや本、イタリアンのプロから品種のリサーチ中です。
種まき時期は今できるようですので、只今前向きに検討中です。
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2008.04.24 (Thu)
イタリアンパセリの通年栽培に向けて
パスタに使ったり、料理の付け合わせに使ったりとあると重宝する「イタリアンパセリ」。
無いなら無いで良いのですが、あるととても便利。料理がレベルアップしてしまうハーブです。
少し前から栽培は始めていましたが、もともとは自分が使いたいという目的でした。
今では、キッチン横の勝手口には栽培しているものがあり、扉を開けるとすぐに収穫ができるようになっています。
昨年の冬から「イタリアンパセリ」の栽培を決め、知り合いにハーブの先生を紹介してもらい、冬でも栽培可能か伺ったり、実験的に冬越しを経験してみましたが、いよいよ本格的なスタートを開始します。
種まき、苗の植え付けをずらして行い、1年を通して収穫を可能とするのが目標です。
苗は順調に育っているのですが、問題は植えつける場所です。
長い期間にわたって収穫ができますので、場所を考えないと他の野菜が栽培できなくなってしまいます。
言いかえれば、じゃまにならない場所を探さなければならないということです。
条件としては、
○日当たりがよくて水はけがよい場所。
○夏は半日日陰で風通しのよい場所。
○乾燥に弱く、夏の高温期には土が乾いて葉が黄色くなってしまうことがありますので、水やりが楽な場所。
家庭菜園よりは広い畑ではありますが、なかなかそのような場所が見つかりません。
畑に立って考えていると、これから夏の時期の栽培に適したよさそうな場所を一つ見つけました。
その場所は、畑として使っている場所ではないのですが、三つの条件に適合した場所です。
名づけて「パセリマウンテン」。
近日中に画像にて「パセリマウンテン」の様子をご報告させて頂きます。
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2008.04.23 (Wed)
「セルバチコ」の不思議
週に2~3回、イタリアンレストラン「グラナータ」さんに「セルバチコ」を届けるようになってからもうすぐ2か月になろうとしています。

大量のセルバチコ
キロ単位での注文のため、多めに収穫してくる「セルバチコ」の余った分は我が家の食卓行きとなるのですが、さすがに「セルバチコ」ばかり食べているので少しあきてきました。
これほど、「セルバチコ」を多く食べている家もそうそうないかと思うくらいです。
食べるときは、ザル1杯食べてしまいます。
一般的にお店で販売されている「ルッコラ」より苦味が強い「セルバチコ」。さすが、「ワイルドルッコラ」とも呼ばれるルッコラの原種です。
気になっていたことがあり、昨日お会いした「グラナータ」の料理長さんに質問をしました。
「セルバチコですが、苦すぎませんか?」
「あの苦味が良いのです。今まで使っていたセルバチコは水耕栽培のせいか水っぽくて」
確かに水耕栽培のルッコラは水っぽい味がします。
それは、過去にルッコラの味比べをして実感しました。
その時のお話はこちらから
「ルッコラ」や「セルバチコ」だけを食べる方はそういらっしゃらないかもしれません。サラダに加えたり付け合わせにしたり、パスタに加えたりetc…
私は「セルバチコ」のみのサラダも食べたり、他の食材に加えたりして食べているのですが、最近気づいたことがあります。
不思議なことに、他の食材と組み合わせると苦味が和らぐのです。
サラダに加えてもそうですし、パスタに加えても、メインの付け合わせにしても。
そして、「セルバチコピザ」を作ってみました。
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ピザを焼いて、「セルバチコ」、「トマト」、「リーフチコリー」を生のままトッピングしています。
ピザで食べても苦味が和らいでいます。
その和らぎがほどよいアクセントとなり、ピザにさわやかな感じを与えてくれました。
他にもメイン料理の付け合わせやサラダに加えても同じような結果です。
「セルバチコ」のあの苦味はどこに行ったのでしょう?全く不思議です。
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2008.04.22 (Tue)
「ざくろ」さんとドライブ
先日、株式会社「ざくろ」本部の食材開発担当の方から電話が入りました。
「「ざくろ」グループの中の「しゃぶせん」で使う青菜を探しているので、使える野菜はないでしょうか?」という連絡でした。
「ざくろグループ」は、しゃぶしゃぶを中心とした日本料理店の「ざくろ」、しゃぶしゃぶ専門店の「しゃぶせん」、イタリアンレストランの「グラナータ」、レストラン・ケーキ店の「トップス」で構成されています。
「ざくろ」というお店は、老舗のお店で昭和30年に赤坂で創業した、関東で初めてしゃぶしゃぶをメインにした高級日本料理店。
「しゃぶせん」は、昭和48年に東京都中央区銀座で創業した、ざくろに比べるとカジュアルなしゃぶしゃぶ専門店。
「グラナータ」は、日本一予約の取れない「ラ・ベットラ」の落合シェフが料理長をしていたお店です。
「トップス」は、チョコレートケーキが特に有名で、昭和39年に日本で初めてレアチーズケーキを販売したともされています。
現在、その中の「グラナータTBS店」とお取引させて頂いています。
「しゃぶせん」
「しゃぶせん」は、現在、銀座に2店舗、赤坂に2店舗、横浜に2店舗あります。
しゃぶしゃぶということで、ネギや白菜を中心をした季節料理を使うそうなのですが、その量がものすごいのです。
店舗合わせての消費量は、ネギ1トン、白菜800キロ、トマト300キロ、全てひと月の単位です。
連絡の入った青菜も半端の量ではなく、とても家では対応できる量ではありません。
せっかく頂いたお話をお断りするのは残念なのですが、「信頼できる農家ならご紹介します。」と返事をし、本日午後からその農家へ伺いました。
ドライブ日和
農作業に恵まれた天候でしたがドライブにも最高の日で、待ち合わせの場所に現れたのは、食材開発担当の方とお世話になっている「グラナータ」の料理長さんのお二人。
3人でドライブの始まりとなりました。
知り合いの農家はいても、野菜に対する情熱、こだわり、信頼感などでご紹介できる人は少なく、2人を紹介することにしたのですが、前もってその農家には、「あとは各自で連絡をとって話を進めてください。」と話してあります。
畑での対面と話が終了すると、次に向かったのは、最近できた直売所。
ここには、無農薬の野菜をはじめ、採りたての野菜やハーブなどが販売されています。
「ざくろ」のお二人はさすがプロという感じで、するどい目で野菜を見ていました。
その後、私の畑で現在栽培中の野菜をご覧になり、今後の話をして半日のドライブは終了です。
ドライブで農作業は出来なかったのですが、ニーズのある野菜や今後のおもしろい話も聞けて有意義な1日となりました。
料理長さんから「今度、是非食べに来て下さい」と誘われ、
「すいません、なかなか時間が取れなくて…。お伺いする時は予約の電話を入れます。」と答えると
「その時は、厨房に直接連絡ください」とありがたいお言葉を頂きました。
宅配のお客様の声をはじめ、料理のプロの意見を頂きながら、今後の野菜作りのレベルアップに頑張っていく気持ちが高まった1日でした。
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2008.04.21 (Mon)
「アイスプラント」の今。虫食い発見!!
「アイスプラント」の種まきから30日後です。

本日の様子
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見た目は「アイスプラント」らしくなってまいりましたが、よく見ると虫食いの跡が見られます。
多肉植物のように見えますので、虫には強そうなイメージがありますが、そうでもなさそうです。
虫食いの部分は間引いて処分したいところですが、間引くには少し早そうにも思えますので、
しばらくこのまま様子を見てみます。
間引きの際は、その間引き菜を新たに植えてみようと思います。レタスなどのように移植での植えかえもできそうな感じがしておりますので。
「ソルトバージョン」
実験的に培養土に塩を加えた「ソルトバージョン」はこちらです。


種が5粒ほど落ちてしまったため、密集しています。
こちらも間引きたいところなのですが、もうしばらく我慢します。ここで間引いてしまいますと、
全てが抜けてしまいそうです…
今の所、順調に育っているようにもみえますが、この辺りも栽培方法が確立されていない「アイスプラント」のよくわからない部分でもあります。
とりあえず、無事に?1か月が経過しました。今後も楽しみに様子を見ていきたいと思います。
過去の種まきからの栽培日記は、左枠中断にあります「カテゴリー アイスプラント栽培」からご覧ください。
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2008.04.20 (Sun)
新規就農を目指して!
先日、畑に一人の女性がやってきました。
彼女はまだ20代。
「有機栽培で農業を始めたい」ということで私の畑に訪れたのです。
話を聞いてみると、農業は全くの未経験で、サラダ系野菜などを作って販売していきたいと考えているとのことでした。
今現在の考えでは一人でやっていくということですので、農業の厳しさ、もちろん、農業の楽しさを話しました。
畑の規模によって、収穫量や作れる品種の数に違いがありますが、誰でも種をまけば野菜は作れます。
栽培技術も必要でありますが、とにかく野菜は作れるのです。
私がつい力をこめて説明したのは、野菜の販売方法です。野菜を作っても、それら野菜達が売れなければ農家として生活はできません。
一人では市場への出荷は無理がありますので、その辺の難しさを話しました。
彼女は、とても真剣で農業に関するイベントがあれば、そちらに出向いて新規就農について話を聞いているのですが、販売についての難しさは初めて聞いたそうです。
私のところで「アルバイトでもかまわないので教えてほしい」と頼まれましたが、まだまだ人を雇う余裕などありません。
とりあえず、行動に移すことも必要だと思い、プランターで作れる私が使っているサラダ野菜の種を分けてあげて栽培をすすめてみました。
時間は大切なもので、種のまき時期を逃すとその分経験が遅くなりますので…
そんな彼女から連絡が入り、就農先が見つかったそうです。
しばらくは、そこで勉強して今後について考えていくことと思います。
農業離れが激しい日本で、そんな彼女を素晴らしく思い、陰ながら応援しています。
畑で野菜を見ていた彼女、話を聞いていた彼女の目はとても輝いていました!
2008.04.19 (Sat)
素敵な大根「はのちゃん」
昨日お話しました野原種苗さんから頂いた種の中にミニ大根がありました。
その名も「はのちゃん」。おいしいピリ辛ミニ大根と書かれています。
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大根の品種もたくさんあり、もちろんミニ大根もたくさんあります。
ミニ大根というと、サラダやおろしで使われることが多いのですが、この「はのちゃん」は、普通の大根と同じように使えるというのです。
葉もおいしく、ジューシーでしっかりした肉厚、浅漬けをはじめ、キムチ、そして煮物にも使えるというのです。
大根は、あとに残る辛さにも魅力がありますので、ピリ辛というところにもひかれます。
本当かどうか試すには作るしかありません。
というわけで、すでに種まきは終了しました。
ミニ大根ということですので、収穫は50日前後と早めです。6月に入れば確かめることができそうです。
大根1本消費するのはなかなか大変なことで、「はのちゃん」が期待通りの味であれば、
鮮度が落ちることなくまさしく新鮮で美味しいうちに使い切ることができると思います。
私の中での、期待の大根

宅配の皆様、6月を楽しみにしていてください!!
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2008.04.18 (Fri)
こだわりの種メーカーとの出会い
先日、畑に「野原種苗」という種メーカーの方が訪れました。
そもそものきっかけは、先日取材を受けました「家庭画報」の課長さんが野菜について問い合わせをした時に「このような農家がいるんですよ」と話をしてくれたことから始まりました。
「野原種苗」の部長さんが「是非、お会いしてみたい。」ということになり畑にやってきた次第です。
種メーカーはたくさんあるのですが、こちらはおいしい品種作りに力を入れている会社で、とにかく味にこだわった野菜の種を開発しています。
部長さんとは話が合い、私の野菜作りの考えにも賛同して頂きました。
そして、「栽培してみてください。とにかく味にこだわった品種です。」との言葉と共に、数種類の野菜の種を手渡されました。
「味にこだわった品種」と聞くと、力が入ってしまう私。
いったいどのような味になるのか、またもや楽しみが増えてしまっています。
まだ極秘ということで、日本でも初めてではないかという開発中の品種の話も伺い、こちらも完成したら栽培して下さいと言われています。(あと2年ほどかかるそうです。)
人との出会いが、おいしい野菜との出会いにつながり、それが、お客様への喜びにつながります。
まだまだ勉強中の私にとって、農業に終わりというものはありません。
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2008.04.17 (Thu)
「セルバチコとフレッシュトマトのパスタ」
「セルバチコ」と「トマト」

「ルッコラのパスタシリーズ第3弾」として作ってみました。

材料(2人分)
ルッコラ又はセルバチコ できるだけ多く(目安は20枚)
ミニトマト 10個
ニンニク 1片

赤唐辛子 1本

塩 適量

ブラックペッパー 適量

オリーブオイル 大さじ4

仕上げ用オリーブオイル 適量
パスタ 160g
作り方
① ミニトマトはそれぞれ2等分にします。
ルッコラはざく切りにします。
ニンニクはつぶしておきます。
赤唐辛子は半分に折り、中の種を取り除きます。
② パスタを茹でます。
③ フライパンもオリーブオイルも常温のまま火にかけニンニクを入れます。
フツフツしてきたら弱火にし、きつね色になるまで香りを出します。
フライパンが高温になっていますので、いったん火を止めてから赤唐辛子を加え20秒ほど
フライパンをゆすりながらオイルに辛みを移します。
④ ③にミニトマトと塩を加えて煮詰めます。(塩を加えることで、トマトから水分が出やすくなります。)
⑤ トマトから水分が出てきたら、茹で汁を加え全体をトロっとするソースを作ります。
⑥ 茹で上がったパスタの水気を切り⑤に加え、さらにルッコラを加えます。
⑦ 塩、ブラックペッパーで味を整え、仕上げにオリーブオイルを回しかけ全体をからめて完成です。
私の場合、パスタは袋に書いてある標準ゆで時間より2分短めに茹でます。
フライパンで火を通す際に、どうしても火が通り過ぎてしまうので、このような時間設定をしています。
この辺が素人の未熟なところです…
茹で時間もいろいろ試しましたが、この2分短縮が絶妙のアルデンテとなり、全体の仕上がりに貢献してくれています。
茹で時間は、1~2分位の短縮がおすすめです。
パスタばかり食べている私ですが、よく飽きずに食べれるものだと感心しています。
ニンニクと赤唐辛子の基本のオイルの応用で、さまざまな食材を使ってバリエーションを増やすことができる、この辺が私のパスタの魅力です。
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2008.04.16 (Wed)
チャレンジャー
このブログをご覧の皆様はご承知だと思いますが私は変わった野菜を作っています。
色物野菜や西洋野菜、新種でおいしい野菜と聞けばそれを作り始めます。
野菜には、ものすごくたくさんの種類と品種があり、野菜のすばらしさと楽しさを宅配のお客様にお届けしたいという考えを持っています。
また、これは個人的なことなのですが、一つの品種のみを極めるのもおもしろいと思うのですが、
せっかく始めた農業ですので、さまざまな野菜との出会いを楽しみたいと思っているのです。
大変ですが、おもしろさもある農業、現在農業を楽しんでいます。
ドキドキの珍しい野菜達
変わった野菜が収穫できると宅配のお客様へのセットに入れることになるのですが、
これがかなりドキドキものなのです。
「これを見たら驚いてくれるかなぁ?」
「食べてくれるだろうか…」
「怒られるかも?」
珍しい野菜を栽培するのもチャレンジャーなのですが、お届するのもチャレンジャーです。
そして、受け取ったお客様もチャレンジャーなのです。
お店ではなかなか目にすることのできない、販売されていたとしても高価な野菜に「リーフチコリー」があります。


最近では、この野菜をセットの中に入れているのですが、はっきり言って苦味がきつい野菜です。
サラダに加えると良いアクセントとなり、マヨネーズ系のソースで食べると苦味が和らぎます。
この「リーフチコリー」をどのようにして食べるか、お客様も苦労するのではないかと思っています。
そんなチャレンジャーの中のお一人も第一声が「苦い!」

お客様のブログはこちらから
今後も珍しい野菜の栽培に取り組んでまいりますので、皆様どうぞお付き合いのほどよろしくお願い致します!
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2008.04.15 (Tue)
バジル「ダークオパール」
夏に向けてバジルを栽培しています。
長い時間にわたって収穫ができるように、また悪天候や虫でダメになってしまうことを考えて、先日種まきをしてから第2段の種まきをしました。
本日は、一般的な緑のバジルに加えて、紫色のバジルの種まきも追加です。

ダークオパール種
紫色の種は、いつもお世話になっている「秘密の種屋さん」から分けてもらったものなのですが、
おいしく食べられるのかという不安がありました。
詳しい人に聞くのが一番と、野菜を届けているイタリアンのシェフに聞いてみたところ、
「普通のバジルと同様に食べれます。」との事。
畑の面積の都合もありますので、そんなにたくさんの苗を作ってどうするのかと心配になりつつも、
バジルが栽培できる時期は限られてしまいますので、今年1年を無駄にしたくはないと思い種まきに至った次第です。
今年は、緑と紫の二本立てのバジルでトマト料理に挑戦してみようと思っています。
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2008.04.14 (Mon)
「苦系サラダ」専用ドレッシング
野菜をお届けしているイタリアンレストランのシェフから「ドレッシング」を頂きました。
イタリアへ行く前に、都内のレストランで修業していた際に使われていたドレッシングだそうです。

お店でも使って頂いている「苦い野菜」に合うドレッシングです。
ベースはマヨネーズで、いろいろなものが入っている感じです。
「これは試さねば」と夜遅くになってから「即席苦系サラダ」を作り早速試食です。

「即席苦系サラダ」
カステルフランコ、セルバチコ、サラダカラシナレッドを手でちぎり、その上からかけてみました。
シーザーサラダのような感じになる「苦系サラダ」。苦味がとれて食べやすくなりました。
シェフ曰く、「ドレッシングは分量で味が大きく変わります。」
確かに!
「お口に合ったらレシピを分量から教えますよ」とありがたいお言葉も頂いていますので、
自分のドレッシングのレパートリーに加えたいと思っています。
今度、作り方を教えてもらってきますので、ブログでご紹介しますのでしばらくお待ちください!!
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2008.04.13 (Sun)
「苦系サラダ」の相性
畑で栽培しているサラダ野菜はくせのあるものがかなりあります。
お店では販売していないというものがあり、どちらかというとプロ用飲食店向けの野菜達です。
サラダというとレタスをメインにして他の野菜が加えることが多いと思うのですが、
畑でレタスが収穫できない時は、とにかくサラダ野菜をふんだんに使ってのサラダとなります。
本日のサラダもくせのある野菜ばかりの「苦系サラダ」となりました。

本日の野菜
リーフチコリー(トレヴィーゾ)
リーフチコリー(キオッジャ)
リーフチコリー(カステルフランコ)
リーフチコリー(フラスタグリアータ)
セルバチコ
ルッコラ
サラダカラシナ グリーン
サラダカラシナ レッド
ラディシュ
さすがにこれだけくせのある野菜がそろうと「苦い!」の一言です。
ところが、ある料理と組み合わせることによってこの苦味がとてもつもなくおいしく感じられます。
ある料理とは肉料理。
「苦味のあるサラダ野菜は肉に合うのでは?」と前から思っていました。
我が家では、滅多に肉を食べませんのでサラダに合わせてハンバーグを作ってみました。
予想通りの結果で、苦味を感じていたサラダは、肉と一緒に食べると口の中をさっぱりさせてくれて、苦味が旨みに変身しました。
ハンバーグを食べた後のこのサラダ、かなり気に入ってしまいました。
最近の宅配セットに入れていますリーフチコリー。
「お店で買えないような野菜も食べて頂きたい」というコンセプトがありまして、勝手にセレクトさせて頂いていますが、セットの中に入っていましたら、是非、肉料理と合わせてみてください。
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2008.04.12 (Sat)
封印が解かれた「ラディッシュ」
「ラディッシュ」という野菜があります。別名「二十日大根」とも呼ばれ、名前の通り、種をまいてから
20日~1か月で収穫ができるというものです。
サラダの彩りや料理の付け合わせに使われる野菜です。
野菜を作り始めた頃、いろいろな「ラディッシュ」を作りました。
品種も数多くあり、赤、白、紫、ピンク、きれいな赤と白のツートン、形も豊富で丸型、卵型、細長いものなどさまざまです。
野菜栽培の入門書などには必ず登場する「ラディッシュ」。
種をまけばほぼ間違いなく収穫できると短期での栽培が可能なことと手軽さを売りに初心者向けの野菜として栽培されています。
ところが、実際に作ってみるとこれほど難しい野菜はないのでは?と感じました。
収穫時期が遅れるとすが入ったり、割れてしまったり、しかも形がそろわない。
大量に一度に出荷するのであれば良いのですが、私の場合、宅配セットの発送などで収穫する時期が毎日少しずつずれるのです。そのため、油断すると大きくなりすぎたりして、すが入っているかも、という可能性があるためお届けに入れられないこともありました。
作っては不安がつきまとい、形もそろわない。いつのまにか「ラディッシュ」の栽培を止めていました。
最後に作ったのは4年前。
そんな「ラディッシュ」が、4年の時を経て復活しました。封印が解かれたのです。

4年ぶりの「ラディッシュ」
4年前に食べた時は、「辛い」「美味しくない」と思っていましたが、あれからさまざまな野菜を食べてきた舌が「美味い!」と感じています。
でも相変わらず、形は不揃い、なぜこの大きさで割れるのか?と今だに「ラディッシュ」の難しさを感じています。
栽培技術が全然進歩していないと落ち込み気味です…
「ラディッシュ」は、土作り、種のまき方、間引きの重要性、収穫適期の判断。野菜栽培の基本を全てを兼ねそなえた野菜だと思います。しかも、それが短期間で体験できるのです。
収穫は、小さめで形の不揃いは許容範囲内でということで自分に言い聞かせています。
「ラディッシュ」の栽培を復活した理由は特になく、本当にきまぐれです。
ほんの狭いスペースがあいていましたのでそこに栽培してみました。
4年ぶりに作りましたが、早くも封印

封印されたら、次の栽培はいつになることやら…
現在封印されている野菜は、「水菜」です。
根元に付く虫チェックに時間がかかりすぎるため、効率化を考えて封印中

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2008.04.11 (Fri)
「セルバチコと真鯛のパスタ 塩辛ソース」

セルバチコと今が旬の魚、真鯛を合わせたパスタです。
ベースはペペロンチーノなのですが、真鯛を白ワインで煮詰める際、隠し味に塩辛を加えてみました。
アンチョビの変わりにと思ったのですがこれが大成功。

パスタに白身魚はとても相性がよく、真鯛でなくても何でもよろしいかと思います。
塩辛?と敬遠される方もいらっしゃるかもしれませんが、あくまでも隠し味、アンチョビの変わりと思って頂ければ塩辛が苦手な方も問題なく食べれます。
リーフチコリーにトッピング
付け合わせの生野菜はリーフチコリーを使いました。
サラダに加えますと何ともいえない苦味が良いアクセントになるのですが、単独でマヨネーズ系のソースで食べると苦味が和らぎおすすめの一品となります。

画像の手前はカニ缶。奥が自家製ツナです。
カニ缶は少し水っぽくなりましたので、ツナの方が合うような気がします。
リーフチコリーはトレヴィーゾという品種です。
トレヴィーゾにツナをトッピングしてマヨネーズ系のソースでそのまま食べます。
これが、何ともいえないおいしさ。星三つです。



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2008.04.10 (Thu)
「アイスプラント」いい感じ!!
2008.04.09 (Wed)
最後の大根…?
本日で大根の市場への出荷が終了しました。
「やっと終わった…」という感じです。
もしかすると、今回が市場出荷への最後の大根となるかもしれません。
代々続いてきた大根の生産に終止符がうたれようとしています。
母が秋まきの大根の話を持ち出したら、父は「もうやらない!」と言ってました。
理由はいくつかあります。
①重い大根の作業が体にきつい。
②重労働の割に値段が安い。
③資材などの元手がかかる。
確かに私でさえきつい大根の出荷作業。60半ばの両親にとっては相当つらいはずです。
我が家にも高齢化現象が訪れようとしています。
市場への出荷にクエスチョン?
両親が引退したら、一人農業の私では市場の出荷はできません。
一人での作業には限界があるのです。
私は元々市場への出荷には賛成できない考えも持っています。
①自分が一生懸命作った野菜の値段が自分の意思と関係なく決められてしまう。
②味は変わらないのに、規格に合わない野菜が受け入れられない。
(「その規格にに合わせるのがプロでしょ。」と言われそうですが、なかなか思うように
いかないのが農業です。)
③消費者の方に新鮮な野菜を食べてもらいたい。
(現在の流通のメインが市場なのですが、収穫から消費者の方に元に届くまでに時間がかかり、
野菜の本当の味が伝わらない。)
その他にも細かい理由はたくさんあるのですが、今後は市場への出荷をする気はありません。
市場へ出荷する農家がいるおかげで、消費者の皆様は1年を通してさまざまな野菜を手に入れることができるのですが、私みたいな農家が一人くらいいても良いと思っています。
まだ確定したわけではありませんが、これでまた大根農家が減ることになるかもしれません。
大根の出荷をやめても、宅配専用畑ではこれからもさまざまな種類の大根は作りますのでよろしくお願いします!!
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2008.04.08 (Tue)
ダブルルッコラとヤリイカのパスタ
先月から赤坂にあるイタリアンレストラン「グラナータ」さんへ野菜を届けるようになってから
我が家の冷蔵庫も少し変わってきました。
「グラナータ」さんへは、「ルッコラ」「セルバチコ」をキロ単位で週に2回~3回届けていて、
それぞれ1回に1キロ~2キロの注文が入ります。
収穫をぴったりその重さに合わせることができず、少し多めに収穫した「ルッコラ」や「セルバチコ」が我が家の消費野菜となり、野菜室はルッコラ達に占領されている状態です。
とてもサラダとしては食べきれず、火を通すメニューが多くなるのですが、
今回はパスタにしてみました。
「Wルッコラとヤリイカのパスタ」

Wルッコラとヤリイカのパスタ

パスタに入れた野菜達
パスタの中には、「ルッコラ」「セルバチコ」のダブルルッコラと勝手口で栽培している「イタリアンパセリ」が入っています。
「苦系サラダ」

本日のサラダは苦い葉っぱのみのを使いました。通常であれば、これらの野菜はサラダのアクセントに少し入れる程度なのですが、フルに入っています。
ドレッシングは、苦系野菜用に少しアレンジしてみました。
使った野菜
ルッコラ
セルバチコ
イタリアンパセリ
キオッジャ(リーフチコリー)
トレヴィーゾ(リーフチコリー)
単独で食べると個性の強い野菜達なのですが、一つにまとめてしまうと不思議とうまくまとまってしまいます。
サラダもおいしいのですが、本日のパスタも最高でした。

まだまだ消費しきれないルッコラ達の次のメニューは「お浸し作戦」を考えています。
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2008.04.07 (Mon)
「家庭画報」6月号をお楽しみに!
2008.04.06 (Sun)
グレードアップした「自家製ツナ」
2008.04.05 (Sat)
正しい「自家製ツナ」の作り方
先日衝撃を受けた「自家製ツナ」。「自家製ツナ」のお話はこちらから
オリジナルの作り方でしたが、それでもおいしいツナができました。
さらにステップアップを目指し、本日、イタリアンのシェフに作り方を聞いてきました。
イタリアで3年修行していたシェフで、イタリアではツナをブロックごとオリーブオイルに漬けるそうです。
それでは、正しい作り方をご紹介します。
「自家製ツナ」の正しいレシピ
材料
マグロの柵赤身
塩 適量
オリーブオイル 適量
香草 (ローリエ、ローズマリーなど)
作り方
①マグロの柵、両面にまんべんなく塩をまぶし冷蔵庫で1時間ほど寝かします。

②マグロの塩を洗い流し、キッチンペーパーで水気を切り鍋に入れます。
マグロが浸かるくらいオリーブオイルを入れ、ローリエ、ローズマリーを加えて極弱火(シェフは90度と言っていました。)で1時間煮込みます。
前回のオリジナルでの煮込み時間は30分でしたが、さらに煮込むことで、火が入って固くなったツナがやわらかくなるそうです。


アクが浮いてきたら丁寧に取りのぞきます。
③タッパーなどにマグロを移し、煮込んだオリーブオイルを注ぎ、冷めてから冷蔵庫で一晩寝かし完成です。

食べるときにフォークなどでくずし頂きます。
ポイント
○ マグロの赤身は筋の少ないものを選びます。安いマグロで十分です。
○ オリーブオイルはかなりの量を使いますので、安い市販のものを使いましょう。但し、エキストラバージンオイルを使用します。
○ 今回使った香草のローズマリーですが、スーパーでも買うことができますが、値段の割に少ししか入っておりませんので、ホームセンターでそれなりに成長しているものを買いました。(一鉢498円)
前に栽培していたのですが、これを機会に新たに栽培を開始します。プランターなどでも十分栽培できますので栽培することをおすすめします。
ハーブは近くに栽培していると何かと便利です。
オリジナルとの大きな違い
オリジナルでの作り方との大きな違いは手間のかけ方でした。
塩をまぶしてからの寝かせる時間、オリーブオイルで煮詰める時間。
料理をおいしく仕上げるためには時間も必要なようです。
気になる味は?
鍋からタッパーに移す際に味見をしたのですが、この時点でオリジナルよりおいしくなっています。
本格的な味見は一晩寝かしてからですので1日我慢です。
オリーブオイルと香草の香りが浸みこんだ「ツナ」は相当おいしくなっているかと思います。
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2008.04.04 (Fri)
知らなかった野菜の底力 ~野菜で熱取り~
野菜は、疲労回復や血液をサラサラにする効果など、人間の体にとって良い効果をもたらしますが、
食べなくてもその効果があるようです。
知らなかったのですが、青菜で枕を作ると熱を下げる効果があるそうです。
これは、友人の整体師のお話なのですが、彼のブログに書かれていました。
「キャベツや菜っ葉、何でも青い葉野菜をざく切りにします。
それを日本手ぬぐいの上に広げ、ばらけ無いように上にも
手ぬぐいを乗せて包みます。これを 頭の下に敷いて休む。」(ブログ参照)
これによって、水枕のように急激に頭を冷やさないので、冷えすぎによる
頭痛を起こすことがないそうです。
「風邪にはねぎを首にまく」など、食べなくても病気に対する効果は知っていましたが、枕もあるとは知りませんでした。
野菜の品種の多さはもちろん、栽培技術の難しさ、そして効能。
野菜は本当に奥が深いものです。
参照ブログ こちらから→松戸の訪問治療院
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2008.04.03 (Thu)
大根で筋トレ
今週はじめから大根の出荷をしています。
宅配専用畑で栽培している大根の量と比較すると市場への出荷の大根の量は比較にならないほど大量にあります。
ネギなどと違い、大根は日に日に成長しますので出荷を休むわけにはいきません。
我が家の場合、1日に出荷する量は200箱。1箱は8本~10本入りです。
出荷の始めは細い大根が多いため、10本7割8本3割。約1900本の収穫となります。
その数の大根を畑から抜いて(軽トラ、フル満載2台分)、太さによって選別。それを箱に詰めてトラックに積むのですが、一箱の重さは約10キロ。けっこう重いのです。
宅配や飲食店への収穫の合間に両親を手伝うのですが、ヘルプするのはハードな仕事の大根の収穫、トラックへの積み込み。そして市場での荷降ろし。
60代半ばの両親にとってはとても大変な作業で、労働の割に安値の大根。
我が家でもついに「来年は大根はやめようか」と話が出始めている状況です。
まだ若い?私にとっても大根の重さはこたえます。
大根を持ち上げるときは、体を使わず腕だけで持つようにしています。
いつもこのハードな作業を行うときは「筋トレ」

そうでも考えなければ、正直やっていられません。
両腕がパンパン


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2008.04.02 (Wed)
「アイスプラント」の実験
種まきから10日、「アイスプラント」の発芽が慌ただしくなってきました。

128穴の育苗床を2つまきました。

3粒ずつまいた種もほぼ完璧に発芽。

画像中央が発芽したばかりの芽です。
今の所順調な「アイスプラント」にホッとしています。
実験栽培
こうなると次は実験栽培です。
「アイスプラント」の基礎知識としては、
サボテンのような多肉多汁組織を持つ南アフリカ原産の多肉植物で、地中のミネラルを吸い上げる力がある吸塩植物。葉や茎の表面にキラキラとした水滴のような粒々は、水滴ではなくミネラル分を多く含むブラッター細胞と呼ばれる葉の一部です。

特徴のキラキラ
栽培のきっかけは、土壌に含まれる塩化ナトリウムを吸収するアイスプラントの除塩機能を、有明海沿岸の塩害対策に役立てようと行われていた佐賀大学農学部の研究から始まりました。
以上の基礎知識から気になることが一つあります。
「土壌に含まれる塩化ナトリウムを吸収する」ということ。
最初の種まきで試したかったのですが、発芽に不安がありましたので出来なかったことを実験してみます。
培養土に塩を加えての栽培です。
発芽率はなかなかの成績でしたので、3粒まきで決定です。
問題の塩ですが、岩塩ではなく海水の塩を使うことにしました。
そして一番の問題は塩の量です。
多量の塩を加えることに怖さがありますので、培養土2キロに対して塩50g。
塩の量もいろいろ試したいところなのですが、何しろ種が少ないもので実験もそれほどできません。
この塩入り培養土で種まきをしましたので、発芽などの結果は後ほどご報告させて頂きます。
本日の失敗
種まきは、夜8時過ぎから納屋の暗い明かりの下で始めました。
種まき方法は、ようじまきです。

ようじまき。
暗いせいで、3粒落とすはずの種が4粒落ちたり5粒落ちたりと無駄になってしまいました。
とても小さなくせに高価な種です!
教訓
種まきは太陽の下で!
塩のせいで枯れてしまうような気もしているのですが、今後の参考になるかもしれませんので頑張ってみます。(「アイスプラント」を栽培しているプロの方が見たら笑っているかもしれません…)
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2008.04.01 (Tue)
「サボイキャベツ」で「ロールキャベツ」
先日購入した「サボイキャベツ」でロールキャベツを作ってみました。

加熱することで旨みを増すだけのことがあり、ロールキャベツのために生まれてきたようなキャベツだと思いました。
中のひき肉を巻く時にも破れにくく、加熱することによってとても甘みが出てきます。
1個398円で普通のキャベツよりも高かったのですが、それだけの価値がありました。
香りの重要性
このロールキャベツは少し手をかけまして、煮込む際にブーケガルニを作り加えました。
ブーケガルニの材料は、
セロリ、ローリエ、イタリアンパセリ、セージ。
セロリはスーパーで買い、ローリエは常備しているもの。
イタリアンパセリは畑で栽培しているもの、セージはコンパニオンプランツ.として栽培しているものです。
完成したロールキャベツに何ともいえない香りが加わり、キャベツのせいかブーケガルニのせいか、
今まで食べた中で一番と呼んでも良い味となりました。
改めて感じた料理の重要性、
○素材
○一手間
○香り
この三つ、かなり重要なような気がしました。
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