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2006.09.29 (Fri)

野菜の力

野菜の旬!

スーパーなどで、ほとんどの野菜が1年中手に入ります。これは、とても便利で消費者にとってはありがたいことですが、野菜の旬がわからなくなっているのも事実です。

例えば、いちごですが、(いちごは、果物ではなく、立派な野菜です。)
いちごの旬は、冬から春にかけてと思われがちです。しかし、本当の旬は、4月~5月にかけてです。
ちなみに、いちごが一番消費されるのは、12月です。ケーキに使われるためです。

このように、旬がわからなくなるくらい手に入りやすい野菜ですが、その陰には、農家の努力、栽培技術の進歩があります。

しかし、野菜の旬には意味があります。

野菜はすごい!えらい!

「食欲の秋」という言葉がありますが、いいかえれば「秋は食いだめの時期」ということです。

秋に収穫をむかえるものは、日本人の主食、米をはじめ、さつまいもや里芋、ごぼう、大根などの根菜類があげられます。
これらの野菜は、デンプン質やタンパク質、脂肪分が多く、体を温める作用があります。

旬の野菜を食べることで自然と体を温めることにつながっているのです。

寒い冬を乗り切るためにも、体を冷やす夏野菜から根菜類を中心としたメニューに切り替えることをおすすめします。

寒くなると、けんちん汁などがおいしくなります。まさに根菜類の汁物で、体が温まります。

おいしいからといって、デンプン質やタンパク質、脂肪分が多く含まれていますから、食べすぎには要注意です。

また、鍋物もおいしい季節となります。定番のねぎも体を温める作用があります。
白菜も鍋物にはかかせませんが、こちらは主成分が水分ですので、ダイエット向けの野菜です。
たくさん食べましょう!

旬の野菜を食べることによって、暑い時は、体を冷やし、寒いときは体を温める。自然はうまく出来ていると思いませんか?

23:01  |  なるほど!野菜雑学 -野菜のお話-  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)
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