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2006.09.10 (Sun)

カット野菜の不思議

お手軽なカット野菜

スーパーなどで販売されている野菜に「カット野菜」があります。
数種類の野菜が丁度良い大きさにカットされ、ビニール袋に入っています。これは時間がない時、手抜きをしたい時など、野菜を調達する為にとても重宝します。

私が料理に興味を持つ5年位前はスーパーでよく買っていて「カット野菜」の大ファンでした。本当にこれは使ってみないことには便利さがわからないと思います。味は、普通のサラダとして十分おいしく食べれます。

また、コンビニなどで販売されている「サラダ」。これも買っていました。パックは小さいのですが、お皿に盛るとボリュームがあります。
そして、これも十分おいしく食べれます。

しかし不思議なことがあります。

お店で売られているこれらのサラダ、いつもパリパリしていて新鮮に見えるのです。

葉物野菜などは、畑から収穫し(夏場の暑い時期は特にですが)は早めに水に浸けるなどをしなければ、すぐにしなびてしまいます。

カット野菜はどうやって鮮度を保つのか?長持ちするのか?前々から不思議でした。

本を読んで解決しました。

以下は本からの抜粋です。

それらが長持ちするのは、実は、「殺菌剤」(次亜塩素酸ソーダ)で消毒しているからです。たとえ「殺菌剤」を使っていても、加工工程で使われただけで、製品になったときは残っていない。
そんな理由から「殺菌剤」(次亜塩素酸ソーダ)という表示は免除。

しかし、カット野菜、パックサラダの野菜の消毒現場は、それはそれはすさまじいものです。

「殺菌剤」の入ったプールに、カットされた野菜を次々に投げ込んで消毒します。しかも一度ではなく、濃度を変えて数回プールに入れます。メーカーによっては、食べたときのシャキシャキ感を出すために、さらに「pH調整剤」のプールにつけていたりします。

そんな光景を見たら、普通の人は絶対に食べたくないと思うのではないのでしょうか。

そういうパックサラダを、みんな「健康のため」と思って食べているのです。


この本を読んで疑問が解決しました。

作業工程の中で日持ちするように、いろいろな薬品が使われていたのです。

「カット野菜」は、おいしく便利ですので、否定はしませんが、野菜本来の姿ではないと思います。

今の時代、「野菜」=「健康」「体のために良い」と考えている人達がたくさんいると思います。
カップラーメンなどにも「野菜たっぷり!」「野菜増量!」などと表示されていたら、「少しは体に良いかも」と思って買ってしまうかもしれません。

しかし、「加工された野菜」で摂取できるものは、「本来の野菜」に比べたらあまり期待できないかもしれません。

もう一つの不思議?

なぜ輸入野菜はあんなに立派?

こちらの疑問は、また別の機会に書きますのでお楽しみに!


抜粋した本の内容は、最近おもしろかった本からのものです。
食品の添加物について、わかりやすく、読みやすく書かれています。
別に本の宣伝はしたくありませんので、タイトル等は書きませんが、興味のある方は、コメントでご連絡下さい。本についてお答えします。



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