2006.09.02 (Sat)
野菜宅配の仕事
野菜宅配の仕事の流れ
農作業の仕事の中の一つ、「野菜宅配」の流れをご紹介します。
本日、Aさんにお送りした「野菜セット」を例にご説明します。
①前回お届けした「野菜セット」の内容確認
お届けするお客様は、初めての方もいらっしゃいますが、リピーターの方も多くいらっしゃいます。そこで、前回お送りしました野菜の内容を確認します。
お送りしたセットの内容は、データとして保存してありますので、「○○様、○月○日にお送りした野菜セットは○○と○○」とすぐにわかるようになっています。
この作業は、前回と全く同じ内容にならない為の確認作業です。
収穫日にリピーターの方が多いと、メモを活用しても、頭の中が複雑になります。
例えば、前回、ほうれん草は、Aさん、Dさん、Fさんには、お届けしたので、今回は外し、Bさん、Cさん、Gさんに入れるという感じです。前回と全ての野菜を変えることはありませんが、全て同じにならないように工夫しています。
②収穫作業
畑では、まず畑を一周りし、収穫できる野菜をチェックします。
その野菜をメモに書き込み、前回お届け分を見ながら、組み合わせを考えます。
ここで絶対守らなければならないポイントは、お客様の苦手野菜を入れないことです。苦手野菜は、データの中に保存してありますので、もちろん、メモに書き込んであります。
収穫作業は、時間との戦いです。もたもたしていますと、今の暑い時期は特になのですが、野菜の消耗が早いのです。あまりにも暑い日は、半分収穫し、一度自宅に戻り、野菜の選別や水分を与える作業を行い、再び、収穫ということもあります。
③選別、チェック、水洗い

収穫してまいりました1セット分の野菜です。
野菜は、それぞれ多目に収穫します。
理由は、選別、虫食いのチェック、虫のチェック、枯れた葉のチェックなどをしていますと省かれる野菜が出てくるからです。
私のポリシーは、「迷ったら捨てる」です。農家の人達は、虫食い等は全然平気ですが、ここで農家の立場に立ってしまいますと虫食いだらけの野菜をお届けしてしまうことになりますので、ここは、「お客様の立場」を基本に考えています。
販売する際は、「多少の虫食い、色むらはご理解下さい。」とうたっていますが、お客様がお店で買う野菜は、それほど虫食いなどはありませんので、わかっていても虫食いは避けたいと考えていると思っているからです。

選別の様子です。

チェックし省かれた野菜です。

水で洗います。土がたくさんついている時は、水につけていると土が落しやすくなります。
この時、水分補給をかねて、選別で見落とした虫をチェックします。虫がいると浮いてきます。

選別終了、完成野菜です。収穫時より、量が減っています。
④梱包
いよいよ梱包です。ビニールや新聞紙で野菜を包みダンボールに入れます。

箱詰めされた野菜です。
ダンボールは、お届けする野菜に合わせ、80サイズ、100サイズ、120サイズを使い分けています。基本は100サイズです。(写真は100サイズのダンボールです。)
⑤完成
最後にお届け野菜の説明書を入れて完成です。
収穫した野菜は、お客様ごとにプリントアウトし、その際にデータを保存します。このデータが次回の為に活きます。
簡単ですが、野菜宅配の流れでした。
この日の野菜は、赤オクラ、オクラ、葉しょうが、あやめ雪(小カブ)、トマト、ルッコラ、レッドマスタード、小松菜、空芯菜、スイスチャードの9品です。Aさんには、明日の午前中に届きます。
農作業の仕事の中の一つ、「野菜宅配」の流れをご紹介します。
本日、Aさんにお送りした「野菜セット」を例にご説明します。
①前回お届けした「野菜セット」の内容確認
お届けするお客様は、初めての方もいらっしゃいますが、リピーターの方も多くいらっしゃいます。そこで、前回お送りしました野菜の内容を確認します。
お送りしたセットの内容は、データとして保存してありますので、「○○様、○月○日にお送りした野菜セットは○○と○○」とすぐにわかるようになっています。
この作業は、前回と全く同じ内容にならない為の確認作業です。
収穫日にリピーターの方が多いと、メモを活用しても、頭の中が複雑になります。
例えば、前回、ほうれん草は、Aさん、Dさん、Fさんには、お届けしたので、今回は外し、Bさん、Cさん、Gさんに入れるという感じです。前回と全ての野菜を変えることはありませんが、全て同じにならないように工夫しています。
②収穫作業
畑では、まず畑を一周りし、収穫できる野菜をチェックします。
その野菜をメモに書き込み、前回お届け分を見ながら、組み合わせを考えます。
ここで絶対守らなければならないポイントは、お客様の苦手野菜を入れないことです。苦手野菜は、データの中に保存してありますので、もちろん、メモに書き込んであります。
収穫作業は、時間との戦いです。もたもたしていますと、今の暑い時期は特になのですが、野菜の消耗が早いのです。あまりにも暑い日は、半分収穫し、一度自宅に戻り、野菜の選別や水分を与える作業を行い、再び、収穫ということもあります。
③選別、チェック、水洗い

収穫してまいりました1セット分の野菜です。
野菜は、それぞれ多目に収穫します。
理由は、選別、虫食いのチェック、虫のチェック、枯れた葉のチェックなどをしていますと省かれる野菜が出てくるからです。
私のポリシーは、「迷ったら捨てる」です。農家の人達は、虫食い等は全然平気ですが、ここで農家の立場に立ってしまいますと虫食いだらけの野菜をお届けしてしまうことになりますので、ここは、「お客様の立場」を基本に考えています。
販売する際は、「多少の虫食い、色むらはご理解下さい。」とうたっていますが、お客様がお店で買う野菜は、それほど虫食いなどはありませんので、わかっていても虫食いは避けたいと考えていると思っているからです。

選別の様子です。

チェックし省かれた野菜です。

水で洗います。土がたくさんついている時は、水につけていると土が落しやすくなります。
この時、水分補給をかねて、選別で見落とした虫をチェックします。虫がいると浮いてきます。

選別終了、完成野菜です。収穫時より、量が減っています。
④梱包
いよいよ梱包です。ビニールや新聞紙で野菜を包みダンボールに入れます。

箱詰めされた野菜です。
ダンボールは、お届けする野菜に合わせ、80サイズ、100サイズ、120サイズを使い分けています。基本は100サイズです。(写真は100サイズのダンボールです。)
⑤完成
最後にお届け野菜の説明書を入れて完成です。
収穫した野菜は、お客様ごとにプリントアウトし、その際にデータを保存します。このデータが次回の為に活きます。
簡単ですが、野菜宅配の流れでした。
この日の野菜は、赤オクラ、オクラ、葉しょうが、あやめ雪(小カブ)、トマト、ルッコラ、レッドマスタード、小松菜、空芯菜、スイスチャードの9品です。Aさんには、明日の午前中に届きます。
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