2013.05.20 (Mon)
「はたして農業でポルシェが乗れるのか?」エピソード7
軌道修正します。
※ 消費者の皆様、飲食店の皆様、申し訳ございません。
このカテゴリーは農家目線で書いてありますので、不適切な発言も出てまいりますのでご了承ください。
農業を始めて10年が経過して思った素朴な疑問
「はたして農業でポルシェが乗れるのか?」
今回で7話目のお話です。
初めての方、ご興味の方、お時間のある方は、エピソード1からご覧ください。
エピソード1はこちらから⇒☆☆☆
エピソード2はこちらから⇒☆☆☆
エピソード3はこちらから⇒☆☆☆
エピソード4はこちらから⇒☆☆☆
エピソード5はこちらから⇒☆☆☆
エピソード6はこちらから⇒☆☆☆
年間140種類ほど野菜を栽培していると、大抵の野菜についてわかってきます。
そしてふと思った疑問があります。
「なぜ、スーパーで売っている小松菜とグリーンピースの値段ってあまり変わらないの?」
私の畑で小松菜とグリーンピースを例にとってみると、
基本的に1年中栽培が可能な小松菜は、春から夏にかけて栽培すると収穫まで30日ほど。
秋から冬にかけては70日~90日ほど。
グリーンピースは10月中旬~11月初旬に種まきをして越冬させ収穫が5月頃。
約半年です。
「種まきから収穫まで、その畑を占領する時間が明らかに違うのに、
売っている価格がほぼ同じというのはおかしい……」
決してグリーンピースの味方をするわけではありませんが、
グリーンピースを栽培している間に、
冬でも小松菜は2回転することが可能、夏なら5~6回転も行ける。
1反という面積で栽培する収量や労力、コストにも差は出てきますが、
明らかに小松菜有利な感じがしています。
そして、いろいろ調べているのですが、
未だに結論が出ていない事があります。
「野菜の値段は、誰がいつどうやって決めたのか?」
という疑問。
普段目にしている野菜の相場の感覚に慣れてしまい、
直売所でも同じような売り方がされていることも多々あります。
私は、野菜の販売価格は自分の成果だと思っていますので、
「誰が決めたかわからない相場」に合わせる気は全くありません。
小松菜とグリーンピース、明らかにグリーンピースを高く販売しています。
いろいろな農家に会い、今の相場の感覚を
普通と感じている人が多いことに気づきました。
それはそれでOKだと思いますが、
少しでも変だと気付いた人達には、
適正な価格(自分の成果を判って頂ける場所)での販売にお誘いしています。
農家の目指すところも人それぞれ。
田舎暮らしや自給自足、スローライフ…
昔からのやり方が一番!
もちろんタケイファームのやり方も、人それぞれの中の一つです。
当初、「日本の農家の感覚が少しでも変わればいいなぁ」という思いもあり、
「はたして農業でポルシェが乗れるのか?」というタイトルを付けましたが、
やっぱり人それぞれなのです。
誰も彼もポルシェになんて乗らなくても良いわけです。
そこで、軌道修正!!
クオリティの高い野菜を作って、それをわかってもらえる人達に野菜を売る柱を崩さずに、
「いつかはポルシェ」という目標を自分なりに置いてみようと思いました。
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今後は憧れのポルシェに目標を設定!
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このカテゴリーは農家目線で書いてありますので、不適切な発言も出てまいりますのでご了承ください。
農業を始めて10年が経過して思った素朴な疑問
「はたして農業でポルシェが乗れるのか?」
今回で7話目のお話です。
初めての方、ご興味の方、お時間のある方は、エピソード1からご覧ください。
エピソード1はこちらから⇒☆☆☆
エピソード2はこちらから⇒☆☆☆
エピソード3はこちらから⇒☆☆☆
エピソード4はこちらから⇒☆☆☆
エピソード5はこちらから⇒☆☆☆
エピソード6はこちらから⇒☆☆☆
年間140種類ほど野菜を栽培していると、大抵の野菜についてわかってきます。
そしてふと思った疑問があります。
「なぜ、スーパーで売っている小松菜とグリーンピースの値段ってあまり変わらないの?」
私の畑で小松菜とグリーンピースを例にとってみると、
基本的に1年中栽培が可能な小松菜は、春から夏にかけて栽培すると収穫まで30日ほど。
秋から冬にかけては70日~90日ほど。
グリーンピースは10月中旬~11月初旬に種まきをして越冬させ収穫が5月頃。
約半年です。
「種まきから収穫まで、その畑を占領する時間が明らかに違うのに、
売っている価格がほぼ同じというのはおかしい……」
決してグリーンピースの味方をするわけではありませんが、
グリーンピースを栽培している間に、
冬でも小松菜は2回転することが可能、夏なら5~6回転も行ける。
1反という面積で栽培する収量や労力、コストにも差は出てきますが、
明らかに小松菜有利な感じがしています。
そして、いろいろ調べているのですが、
未だに結論が出ていない事があります。
「野菜の値段は、誰がいつどうやって決めたのか?」
という疑問。
普段目にしている野菜の相場の感覚に慣れてしまい、
直売所でも同じような売り方がされていることも多々あります。
私は、野菜の販売価格は自分の成果だと思っていますので、
「誰が決めたかわからない相場」に合わせる気は全くありません。
小松菜とグリーンピース、明らかにグリーンピースを高く販売しています。
いろいろな農家に会い、今の相場の感覚を
普通と感じている人が多いことに気づきました。
それはそれでOKだと思いますが、
少しでも変だと気付いた人達には、
適正な価格(自分の成果を判って頂ける場所)での販売にお誘いしています。
農家の目指すところも人それぞれ。
田舎暮らしや自給自足、スローライフ…
昔からのやり方が一番!
もちろんタケイファームのやり方も、人それぞれの中の一つです。
当初、「日本の農家の感覚が少しでも変わればいいなぁ」という思いもあり、
「はたして農業でポルシェが乗れるのか?」というタイトルを付けましたが、
やっぱり人それぞれなのです。
誰も彼もポルシェになんて乗らなくても良いわけです。
そこで、軌道修正!!
クオリティの高い野菜を作って、それをわかってもらえる人達に野菜を売る柱を崩さずに、
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今後は憧れのポルシェに目標を設定!
2013.04.01 (Mon)
「はたして農業でポルシェが乗れるのか?」 エピソード6
目標を知らねば。
久々のカテゴリー「はたして農業でポルシェが乗れるのか?」。
何気に隠れ人気のカテゴリーです。
今、現状の農業ではポルシェに乗れないことが判明しています。
ふと思ったのですが、
「ポルシェ、ポルシェってどのポルシェに乗るんだ?」と
自分に問いかけてみたところ、答えがわかりませんでした。
その昔、スーパーカーブームなどがありましたが、
『やっぱりポルシェといえば、930ターボなのか!』
『今、ポルシェってどうなってるの?』
問い詰めてみると、目標についてとんでもなくアバウトな事に気づき、
「これではいかん!」とポルシェについて知識を得ることにしました。
今の愛読書です。

これを隅々まで熟読しています。
さらに専門誌もいくつか発見!

2冊の雑誌を読んで、「ポルシェ」という車が少しわかってきました。
憧れの『ポルシェ911 GT3 type991』
0-100km/h加速は3.5秒、
停止しているポルシェが時速100キロまで到達する時間がわずか3.5秒です。
さらに、0-200km/h加速は12秒以内、
コマーシャル1本見てる間に200キロの速度に達してしまうのです。
「かっこ良過ぎです…」
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これがGT3!
久々のカテゴリー「はたして農業でポルシェが乗れるのか?」。
何気に隠れ人気のカテゴリーです。
今、現状の農業ではポルシェに乗れないことが判明しています。
ふと思ったのですが、
「ポルシェ、ポルシェってどのポルシェに乗るんだ?」と
自分に問いかけてみたところ、答えがわかりませんでした。
その昔、スーパーカーブームなどがありましたが、
『やっぱりポルシェといえば、930ターボなのか!』
『今、ポルシェってどうなってるの?』
問い詰めてみると、目標についてとんでもなくアバウトな事に気づき、
「これではいかん!」とポルシェについて知識を得ることにしました。
今の愛読書です。

これを隅々まで熟読しています。
さらに専門誌もいくつか発見!

2冊の雑誌を読んで、「ポルシェ」という車が少しわかってきました。
憧れの『ポルシェ911 GT3 type991』
0-100km/h加速は3.5秒、
停止しているポルシェが時速100キロまで到達する時間がわずか3.5秒です。
さらに、0-200km/h加速は12秒以内、
コマーシャル1本見てる間に200キロの速度に達してしまうのです。
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これがGT3!
2012.11.18 (Sun)
「はたして農業でポルシェが乗れるのか?」 エピソード5
変わらない「野菜」についての感覚
農業という職業に就いて10年が経ち、
現在の野菜の販売スタイルに決まってきたのですが、
最初からそうなったわけでなく、
いろいろな販売方法を試してきた中での結論です。
作った野菜をどうやって販売するかがわからず、
今となっては「絶対にやらない事」のルールの中に入っている売り方もやってきました。
例えば、イベントの出店。
近くに千葉大の園芸学部があるのですが、
その文化祭で地元の農家さんと一緒に野菜の販売をしたこともあります。
当時は野菜が売れることに喜んでいたのですが、
あくまでもその場その時だけの事。
後々、何かに結びつくわけでもなく、
エピソード2で書いた目標にはほど遠い事に気づきました。
当時からスーパーや直売所へ足を運んでは、
販売されている野菜を見てきました。
野菜の品質はもちろん、パッケージングやディスプレィ、そして値段。
これは10年経った今でも続けている事で、
前と変わった事と言えば、都内の百貨店などを見る機会が増えてきた事くらいでしょうか。
10年やってきて気づいた事の一つ。
「野菜の売価は変わっていない」
という事。
エピソード3で書いたように、
農業就業人口が多かった昭和35年は総人口に対して約15.5%が農家。
それが平成24年は2%まで減っています。
10年前は3%弱。
輸入野菜が増えている現実。
しかし、その中で中国産のニンニクを買う人は少ないのではないでしょうか。
少なくても私は買う事はありません。
明らかに農家さんが減っているはずなのに、
野菜の売価が変わらないというのはおかしいと思います。
なぜなのだろうか?
想像するに、
野菜を購入する消費者の皆さん、
野菜を流通させる卸業者の皆さん、
そして何より農家の皆さんが、
野菜についての感覚が変わっていないのではないでしょうか。
その感覚を変えたいと真剣に思っている私。
これを読んだ農家さんの中には、
賛同してくれる方も少なからずいらっしゃると思います。
ネット時代の中、スカイプなどで情報交換はできると思いますが、
一緒になって何かしようとは思っていません。
「今のままではおかしい」と感じている素晴らしい人たち。
九州で、北海道で、日本のどこかで、
それぞれが動き出せば何かが動くのではないかと思っています。
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野菜の感覚を変えなくては……
農業という職業に就いて10年が経ち、
現在の野菜の販売スタイルに決まってきたのですが、
最初からそうなったわけでなく、
いろいろな販売方法を試してきた中での結論です。
作った野菜をどうやって販売するかがわからず、
今となっては「絶対にやらない事」のルールの中に入っている売り方もやってきました。
例えば、イベントの出店。
近くに千葉大の園芸学部があるのですが、
その文化祭で地元の農家さんと一緒に野菜の販売をしたこともあります。
当時は野菜が売れることに喜んでいたのですが、
あくまでもその場その時だけの事。
後々、何かに結びつくわけでもなく、
エピソード2で書いた目標にはほど遠い事に気づきました。
当時からスーパーや直売所へ足を運んでは、
販売されている野菜を見てきました。
野菜の品質はもちろん、パッケージングやディスプレィ、そして値段。
これは10年経った今でも続けている事で、
前と変わった事と言えば、都内の百貨店などを見る機会が増えてきた事くらいでしょうか。
10年やってきて気づいた事の一つ。
「野菜の売価は変わっていない」
という事。
エピソード3で書いたように、
農業就業人口が多かった昭和35年は総人口に対して約15.5%が農家。
それが平成24年は2%まで減っています。
10年前は3%弱。
輸入野菜が増えている現実。
しかし、その中で中国産のニンニクを買う人は少ないのではないでしょうか。
少なくても私は買う事はありません。
明らかに農家さんが減っているはずなのに、
野菜の売価が変わらないというのはおかしいと思います。
なぜなのだろうか?
想像するに、
野菜を購入する消費者の皆さん、
野菜を流通させる卸業者の皆さん、
そして何より農家の皆さんが、
野菜についての感覚が変わっていないのではないでしょうか。
その感覚を変えたいと真剣に思っている私。
これを読んだ農家さんの中には、
賛同してくれる方も少なからずいらっしゃると思います。
ネット時代の中、スカイプなどで情報交換はできると思いますが、
一緒になって何かしようとは思っていません。
「今のままではおかしい」と感じている素晴らしい人たち。
九州で、北海道で、日本のどこかで、
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野菜の感覚を変えなくては……
2012.11.04 (Sun)
「はたして農業でポルシェが乗れるのか?」 エピソード4
「規格をぶっこわせ!」
「農業をやる」と畑に立ち、両親に無視されていた1か月。
その後、少しづつ手伝いをさせてもらうようになり、それは市場への出荷作業まで及びました。
市場への出荷作業をしながら感じてきたことが「規格サイズ」について。
品目は「長ねぎ」と「大根」。
太さによってサイズを分け、段ボールに箱詰めしていき、それが値段に反映されます。
一番高く販売できるサイズを目指して野菜を作らねばなりません。
天候などにも左右され、さらに栽培技術も大きく影響します。
工場生産ではありませんので、全て同じように揃えることは不可能です。
それが野菜作り。
一番高く販売できるサイズ=規格品
値段が安く付けられてしまった規格外品、この頃から規格について疑問を抱き始めました。
市場出荷や販売会社へ卸している方には、この規格サイズがなくなってしまったらとんでもない事になってしまうことでしょう。
これから書くことは、販売先が「個人宅配」や「飲食店さん」、さらには「直売」であれば可能なのではないかと思う事です。
「失敗って何?」
知り合いの農家さんに言われました。
「タケイさんは失敗とかないですよね?」
「失敗?失敗って何ですか?」
「……」
「もしかして、普通に販売されているような野菜に育たなかった事とか作った野菜が利益にならなかった事とか?」
「そうです。」
「規格品と言われている販売されているサイズにならない事はもちろんあります。
でもそれは失敗と認めません。
そもそも誰が決めたか知りませんが、
はるか昔に決めたようなサイズに合わせて収穫する考えが古いと思います。
一生懸命一般的な規格サイズに育てて収穫している人もたくさんいるのに、
その苦労に見合った利益が得られないなんておかしいですよ。
今までいろいろなシェフと付き合ってきましたが、
スーパーで販売されているサイズが欲しいなんて1回も言われて事はありません!
飲食店さんを例に取れば、彼らが求めている野菜を提供すればいいだけ。
規格サイズなんて無視無視!
実際に、イタリアやフランスで修行したシェフから電話が入ります。
「ホワイトステムの穂先って何ですか?」と……
収穫サイズなんて、農家のセンスでなんとでもなりますよ。
実際、この前畑で見せたキャベツなんていい例じゃないですか!
あの必殺のキャベツでダブル収穫できちゃうんですから。
あれで利益倍増ですよ!!
今は21世紀、販売する規格なんて自分で決められるし、それをお客さんに理解してもらえればいいだけ。
要は、伝え方です。
95年秋にWindows95が発売され世界的なヒットなり、
そのおかげでインターネットによる野菜販売が可能となり、
今までとは違った農業も行われるようになりました。
くどいようですが、21世紀です。
誰が作ったかわからない規格なんて無視しても良いのではないのでしょうか?
規格サイズがあって成り立つ販売ルートもありますので、
そちらのルートの方は、規格サイズでも良いとは思っています。
エピソード2でも書いたように、
与えられた環境で農業のやり方は変わります。
ただ、今までの枠の中で囚われるつまらない農業はしたくないと思っています。
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農家の考え方で農業は変わると信じています。
「農業をやる」と畑に立ち、両親に無視されていた1か月。
その後、少しづつ手伝いをさせてもらうようになり、それは市場への出荷作業まで及びました。
市場への出荷作業をしながら感じてきたことが「規格サイズ」について。
品目は「長ねぎ」と「大根」。
太さによってサイズを分け、段ボールに箱詰めしていき、それが値段に反映されます。
一番高く販売できるサイズを目指して野菜を作らねばなりません。
天候などにも左右され、さらに栽培技術も大きく影響します。
工場生産ではありませんので、全て同じように揃えることは不可能です。
それが野菜作り。
一番高く販売できるサイズ=規格品
値段が安く付けられてしまった規格外品、この頃から規格について疑問を抱き始めました。
市場出荷や販売会社へ卸している方には、この規格サイズがなくなってしまったらとんでもない事になってしまうことでしょう。
これから書くことは、販売先が「個人宅配」や「飲食店さん」、さらには「直売」であれば可能なのではないかと思う事です。
「失敗って何?」
知り合いの農家さんに言われました。
「タケイさんは失敗とかないですよね?」
「失敗?失敗って何ですか?」
「……」
「もしかして、普通に販売されているような野菜に育たなかった事とか作った野菜が利益にならなかった事とか?」
「そうです。」
「規格品と言われている販売されているサイズにならない事はもちろんあります。
でもそれは失敗と認めません。
そもそも誰が決めたか知りませんが、
はるか昔に決めたようなサイズに合わせて収穫する考えが古いと思います。
一生懸命一般的な規格サイズに育てて収穫している人もたくさんいるのに、
その苦労に見合った利益が得られないなんておかしいですよ。
今までいろいろなシェフと付き合ってきましたが、
スーパーで販売されているサイズが欲しいなんて1回も言われて事はありません!
飲食店さんを例に取れば、彼らが求めている野菜を提供すればいいだけ。
規格サイズなんて無視無視!
実際に、イタリアやフランスで修行したシェフから電話が入ります。
「ホワイトステムの穂先って何ですか?」と……
収穫サイズなんて、農家のセンスでなんとでもなりますよ。
実際、この前畑で見せたキャベツなんていい例じゃないですか!
あの必殺のキャベツでダブル収穫できちゃうんですから。
あれで利益倍増ですよ!!
今は21世紀、販売する規格なんて自分で決められるし、それをお客さんに理解してもらえればいいだけ。
要は、伝え方です。
95年秋にWindows95が発売され世界的なヒットなり、
そのおかげでインターネットによる野菜販売が可能となり、
今までとは違った農業も行われるようになりました。
くどいようですが、21世紀です。
誰が作ったかわからない規格なんて無視しても良いのではないのでしょうか?
規格サイズがあって成り立つ販売ルートもありますので、
そちらのルートの方は、規格サイズでも良いとは思っています。
エピソード2でも書いたように、
与えられた環境で農業のやり方は変わります。
ただ、今までの枠の中で囚われるつまらない農業はしたくないと思っています。
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農家の考え方で農業は変わると信じています。
2012.11.03 (Sat)
「はたして農業でポルシェが乗れるのか?」 エピソード3
農業は儲からない
10年やってきて、農業ではポルシェに乗れない事に気づいた今。
その根本的な原因について書いてみます。
※あくまでも私個人的な見解でしかも農家の立場からのお話になりますので、
消費者の皆様にはつまらない記事になるかもしれません。
消費者の皆様、飲食店さんにはお気を悪くする方もいらっしゃるかもしれません。
只、このままでは農業はダメになってしまうととても強く感じていますので、
思い切って述べてみます。
ど素人の私が農業という絶対にやりたくなかった職業に就いて10年。
農業が儲からない理由がいくつか浮上しています。
全ての理由について書いていきますと、
とんでもなく複雑になってしまいますので、
ここではその中の一つ「野菜の金額」についてお話します。
この「野菜の金額」というのが、儲からない大きな理由であることは確実です。
「野菜の販売価格」は安すぎるのではないでしょうか?
その中で大切な理由が2つあります。
1つ目。
野菜を作るようになって知った事。
「労働力の割に販売する野菜の単価の安い」
なぜなのだろうか?
あくまでも推測ですが、ある数字を見るとその理由に近付けるような気がします。
平成24年の農業就業人口は251万人(概数)。
(参考までに平成23年は260万人です。)
農業就業人口のピークは昭和35年で1454万人。
ここで注目すべき数字ですが、
平成24年の日本の人口は1億2665万人。(平成24年3月末時点)
平成24年の総人口に対して農業就業人口は約2%です。
対して昭和35年の総人口は9341万人。
農業就業人口1454万人、何と約15.5%。
100人に15人が農業をしていたという驚きの数字です。
東京オリンピックが開催されていた4年前の事です。
何が言いたいのかといいますと、農耕民族の日本人。
要は野菜は昔から身近であって、すぐに手に入るもの。
誰もが作っているのですから、
販売価格が高くないのが当たり前だったのではないでしょうか。
その流れが21世紀になっても、変わらずに世の中に浸透したままなような気がします。
時代の流れと共に物価は上がっても、野菜に対する見方は昔のままなのではないでしょうか?
くどいようですが、今は21位世紀です。
平成23年の新規就農者数は5.8万人。
そのうち、39歳以下は1.4万人。
このまま儲からない農業のままであれば、農業就業者人口はさらに減って行くような気がします。
2つ目。
「生産者が自ら野菜の販売価格を下げている。」
これは実際にあった話です。
私がプンタレッラを作った時に、いくらで販売するか迷っていました。
知り合いの農家が1年前に作っていた事を思い出し、電話で問い合わせてみました。
「プンタレッラ、作っていましたよね?ぶっちゃけいくらで販売したのですか?」
「ん~確か150円だったかな。」
「……」
そしてもう一つ。
知り合いの直売所にアーティチョークが350円で販売されていました。
「めちゃくちゃ安いですね?いくらで仕入れたのですか?」
「300円だったかな」
農家から仕入れた金額、というか、農家が販売した金額に驚いてしまいました。
「800円で売れますよ。こういうのは安くても高くても買う人は買う、買わない人は買いません。」
結局、800円で売れたそうです。
最近、西洋野菜の種が出回って誰でも作りやすくなっていますが、
販売価格を知らないのか、相場がめちゃくちゃになっています。
とある有名な直売所で見た「カーボロネロの価格」にも安すぎて驚いた事があります。
そんな私はといいますと、値段を決める前、
知り合いのシェフに電話をして築地の相場を聞き出したり、
野菜の卸業者さんに直接市場の相場を聞きます。
決して高くするつもりはありませんが、
絶対に安くするつもりはありません。
数年前、「アイスプラント」を作り始めた時、
当時は「バラフ」という名前で3本で450円で販売されていました。
それから数年経ち、国産の種メーカーが種を販売するようになってから、
誰もが作りだし、今では150円です。
なぜ、450円をキープしようとしないのか!
いったい誰が値段を下げているのか!
雨の日も風の日も暑い日も寒い日もあります、農業は自然とのお付き合い。
さらに人間がやっているのですから体調の悪い日もあります。
絶好調でない時の方が多いと感じている農業という職業。
場所や規模、それぞれの環境は違いますので、
全ての方にお願いできるわけではありませんが、
少しでも賛同して頂ける農家の皆さんに言いたい、
「値段を付ける時、あの時の辛い日々を思い出して下さい。」
「決して高くは設定する必要はありません、めちゃくちゃな相場だけはやめませんか。」
次回、エピソード4
「規格をぶっこわせ!!」に続きます。
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いろいろなご意見があると思いますが、
もう少し本音を語りたいと思います。
10年やってきて、農業ではポルシェに乗れない事に気づいた今。
その根本的な原因について書いてみます。
※あくまでも私個人的な見解でしかも農家の立場からのお話になりますので、
消費者の皆様にはつまらない記事になるかもしれません。
消費者の皆様、飲食店さんにはお気を悪くする方もいらっしゃるかもしれません。
只、このままでは農業はダメになってしまうととても強く感じていますので、
思い切って述べてみます。
ど素人の私が農業という絶対にやりたくなかった職業に就いて10年。
農業が儲からない理由がいくつか浮上しています。
全ての理由について書いていきますと、
とんでもなく複雑になってしまいますので、
ここではその中の一つ「野菜の金額」についてお話します。
この「野菜の金額」というのが、儲からない大きな理由であることは確実です。
「野菜の販売価格」は安すぎるのではないでしょうか?
その中で大切な理由が2つあります。
1つ目。
野菜を作るようになって知った事。
「労働力の割に販売する野菜の単価の安い」
なぜなのだろうか?
あくまでも推測ですが、ある数字を見るとその理由に近付けるような気がします。
平成24年の農業就業人口は251万人(概数)。
(参考までに平成23年は260万人です。)
農業就業人口のピークは昭和35年で1454万人。
ここで注目すべき数字ですが、
平成24年の日本の人口は1億2665万人。(平成24年3月末時点)
平成24年の総人口に対して農業就業人口は約2%です。
対して昭和35年の総人口は9341万人。
農業就業人口1454万人、何と約15.5%。
100人に15人が農業をしていたという驚きの数字です。
東京オリンピックが開催されていた4年前の事です。
何が言いたいのかといいますと、農耕民族の日本人。
要は野菜は昔から身近であって、すぐに手に入るもの。
誰もが作っているのですから、
販売価格が高くないのが当たり前だったのではないでしょうか。
その流れが21世紀になっても、変わらずに世の中に浸透したままなような気がします。
時代の流れと共に物価は上がっても、野菜に対する見方は昔のままなのではないでしょうか?
くどいようですが、今は21位世紀です。
平成23年の新規就農者数は5.8万人。
そのうち、39歳以下は1.4万人。
このまま儲からない農業のままであれば、農業就業者人口はさらに減って行くような気がします。
2つ目。
「生産者が自ら野菜の販売価格を下げている。」
これは実際にあった話です。
私がプンタレッラを作った時に、いくらで販売するか迷っていました。
知り合いの農家が1年前に作っていた事を思い出し、電話で問い合わせてみました。
「プンタレッラ、作っていましたよね?ぶっちゃけいくらで販売したのですか?」
「ん~確か150円だったかな。」
「……」
そしてもう一つ。
知り合いの直売所にアーティチョークが350円で販売されていました。
「めちゃくちゃ安いですね?いくらで仕入れたのですか?」
「300円だったかな」
農家から仕入れた金額、というか、農家が販売した金額に驚いてしまいました。
「800円で売れますよ。こういうのは安くても高くても買う人は買う、買わない人は買いません。」
結局、800円で売れたそうです。
最近、西洋野菜の種が出回って誰でも作りやすくなっていますが、
販売価格を知らないのか、相場がめちゃくちゃになっています。
とある有名な直売所で見た「カーボロネロの価格」にも安すぎて驚いた事があります。
そんな私はといいますと、値段を決める前、
知り合いのシェフに電話をして築地の相場を聞き出したり、
野菜の卸業者さんに直接市場の相場を聞きます。
決して高くするつもりはありませんが、
絶対に安くするつもりはありません。
数年前、「アイスプラント」を作り始めた時、
当時は「バラフ」という名前で3本で450円で販売されていました。
それから数年経ち、国産の種メーカーが種を販売するようになってから、
誰もが作りだし、今では150円です。
なぜ、450円をキープしようとしないのか!
いったい誰が値段を下げているのか!
雨の日も風の日も暑い日も寒い日もあります、農業は自然とのお付き合い。
さらに人間がやっているのですから体調の悪い日もあります。
絶好調でない時の方が多いと感じている農業という職業。
場所や規模、それぞれの環境は違いますので、
全ての方にお願いできるわけではありませんが、
少しでも賛同して頂ける農家の皆さんに言いたい、
「値段を付ける時、あの時の辛い日々を思い出して下さい。」
「決して高くは設定する必要はありません、めちゃくちゃな相場だけはやめませんか。」
次回、エピソード4
「規格をぶっこわせ!!」に続きます。
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いろいろなご意見があると思いますが、
もう少し本音を語りたいと思います。
2012.11.01 (Thu)
「はたして農業でポルシェが乗れるのか?」 エピソード2
与えられた環境
平成24年、農業就業人口251万人(概数)。
251万の農家、多いのか?少ないのか?
何とも言えませんが、皆さんそれぞれの環境で農業に従事しています。
自分でつかんだ環境もあると思いますが、
代々農家という方もいらっしゃいますので、
ここではあえて「与えられた環境」としてみます。
※ 「与えられた環境」は変化します!
○与えられた場所
○与えられた面積
○与えられた人員
「与えられた環境」次第で栽培する品目も売り先もいろいろです。
私の場合、
○与えられた場所 千葉県松戸市
○与えられた面積 4反(畑総面積10反のうち、使用している面積)
○与えられた人員 一人
ものすごく規模が小さい農家です。
全国の農家の皆さんは、それそれの与えられた環境で
それぞれの農業をしているのです。
どれが正しくてどれが間違っているのかなんてのはありません。
とにかく、皆さん真剣に農業に取り組んでいるのです。
エピソード1で述べたように、
「絶対にやりたくなかった仕事が農業」ですので、
新規就農者の皆さんや
農業を仕事にしたいと考えている人達とは入り方が違います。
農業を学校で学んでいる人達、とてもすごいと思っています。
例えば、
○自給自足
○スローライフ
○田舎暮らし
○自然の中で
以上のものには全く興味もなく、
まだ、「小松菜の種まき方法」も知らなかった頃、
私が目指していたのは、
「農業の世界でメジャーになる!」という意味不明な事でした。
「農業の世界でメジャーになる!」という事を常に頭に入れてやってきた農業。
その手段としてやらない事をいくつか決めていました。
例えば、
○直売所やスーパーには卸さない。
○市場やJAにも卸さない。
○卸業者にも卸さない。
○地元で野菜の販売はしない。
○組織の歯車にはならない。
○自分で宣伝はしない。(宣伝は人にしてもらうもの)
他にもいろいろやらない事はあります。
そして、メジャーになる為にやってきた事もあります。
○毎日ブログを書く。
○野菜に付加価値を付ける。
○取材は基本的にOK。
○栽培する野菜を慎重に選ぶ。
など。
規模が小さいが為に、やり方を工夫しなければならなかったので、
販売先にもこだわりました。
○インターネットでの販売
○飲食店さんへの販売
○料理研究家さんへの販売
○都内でのマルシェ
小規模だからこそ生まれた野菜の販売方法。
1反当たりの収益では、全国でもかなり良い方ではないかと思っています。
こうして10年やってきて、まずは結論です。
「今の農業でポルシェには乗れません!」
メディアには何回か登場させて頂きましたが、
私の場合、「SMAP」が限界です。
※ 昨年スマスマのロケを畑で行い、ビストロスマップに野菜が登場しました!
それぞれが農業で目指しているものはもちろん違います。
自給自足を目指している人達はもちろんそれもありです。
ビジョンは常に変化していわけで、
私自身、「飲食店さんに野菜を使ってもらいたい」という時もありました。
半分冗談で、
「このままでポルシェに乗れるのか?」と頭をよぎりました。
という事は、
「半分はポルシェに乗りたいのは本気じゃん」という事に気づいたのです。
「なぜポルシェに乗れないのか?」
次回、エピソード3で原因を追及していきます。
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↓ ↓ ↓

自分では農家の異端児だと思っています。
私みたいな農家を軽蔑している農家もいるはずです。
敵も多いと思います。
でも、このままでは農家はダメになります。
「農業を変えたい」
「農業を変えなければ」
真剣に思っています。
平成24年、農業就業人口251万人(概数)。
251万の農家、多いのか?少ないのか?
何とも言えませんが、皆さんそれぞれの環境で農業に従事しています。
自分でつかんだ環境もあると思いますが、
代々農家という方もいらっしゃいますので、
ここではあえて「与えられた環境」としてみます。
※ 「与えられた環境」は変化します!
○与えられた場所
○与えられた面積
○与えられた人員
「与えられた環境」次第で栽培する品目も売り先もいろいろです。
私の場合、
○与えられた場所 千葉県松戸市
○与えられた面積 4反(畑総面積10反のうち、使用している面積)
○与えられた人員 一人
ものすごく規模が小さい農家です。
全国の農家の皆さんは、それそれの与えられた環境で
それぞれの農業をしているのです。
どれが正しくてどれが間違っているのかなんてのはありません。
とにかく、皆さん真剣に農業に取り組んでいるのです。
エピソード1で述べたように、
「絶対にやりたくなかった仕事が農業」ですので、
新規就農者の皆さんや
農業を仕事にしたいと考えている人達とは入り方が違います。
農業を学校で学んでいる人達、とてもすごいと思っています。
例えば、
○自給自足
○スローライフ
○田舎暮らし
○自然の中で
以上のものには全く興味もなく、
まだ、「小松菜の種まき方法」も知らなかった頃、
私が目指していたのは、
「農業の世界でメジャーになる!」という意味不明な事でした。
「農業の世界でメジャーになる!」という事を常に頭に入れてやってきた農業。
その手段としてやらない事をいくつか決めていました。
例えば、
○直売所やスーパーには卸さない。
○市場やJAにも卸さない。
○卸業者にも卸さない。
○地元で野菜の販売はしない。
○組織の歯車にはならない。
○自分で宣伝はしない。(宣伝は人にしてもらうもの)
他にもいろいろやらない事はあります。
そして、メジャーになる為にやってきた事もあります。
○毎日ブログを書く。
○野菜に付加価値を付ける。
○取材は基本的にOK。
○栽培する野菜を慎重に選ぶ。
など。
規模が小さいが為に、やり方を工夫しなければならなかったので、
販売先にもこだわりました。
○インターネットでの販売
○飲食店さんへの販売
○料理研究家さんへの販売
○都内でのマルシェ
小規模だからこそ生まれた野菜の販売方法。
1反当たりの収益では、全国でもかなり良い方ではないかと思っています。
こうして10年やってきて、まずは結論です。
「今の農業でポルシェには乗れません!」
メディアには何回か登場させて頂きましたが、
私の場合、「SMAP」が限界です。
※ 昨年スマスマのロケを畑で行い、ビストロスマップに野菜が登場しました!
それぞれが農業で目指しているものはもちろん違います。
自給自足を目指している人達はもちろんそれもありです。
ビジョンは常に変化していわけで、
私自身、「飲食店さんに野菜を使ってもらいたい」という時もありました。
半分冗談で、
「このままでポルシェに乗れるのか?」と頭をよぎりました。
という事は、
「半分はポルシェに乗りたいのは本気じゃん」という事に気づいたのです。
「なぜポルシェに乗れないのか?」
次回、エピソード3で原因を追及していきます。
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自分では農家の異端児だと思っています。
私みたいな農家を軽蔑している農家もいるはずです。
敵も多いと思います。
でも、このままでは農家はダメになります。
「農業を変えたい」
「農業を変えなければ」
真剣に思っています。
2012.10.31 (Wed)
「はたして農業でポルシェが乗れるのか?」 エピソード1
「農業を10年やってきて。」
2012年10月で農業という職業に就いてちょうど10年目です。
11年目に突入しようとしている今!
10年やってきて感じたこと。
10年やってきて気づいたこと。
とりあえずご報告。
学生の頃、絶対にやりたくなかった仕事が農業でした。
小学校では「百姓」と言われ、
それは中学校になっても言われ続け、
さらに高校になっても……
なぜ、農家の息子に………
家が農家という事を知られたくなかった頃。
この時から、絶対にやりたくなかった仕事が農業でした。
あこがれのサラリーマンという職業に就き、10数年が経過。
その仕事もつまらなくなり、職安に通った10か月。(プータロー期間です。)
その時、やりたい事を探していたのですが、
結局それも見つからず、人生を半ばあきらめ、畑に立っていました。
「農業をやる」と両親に伝え、「農業では食っていけないから止めろ」と言われ、
畑に出ても無視されていた1か月。
1か月経って、「ビニールトンネル張りを手伝え」と言われた時のうれしさと言ったらありませんでした。
やりたくなかった農業がうれしく感じた最初の瞬間でした。
月日は流れ、今、感じている事。
「はたして農業でポルシェが乗れるのか?」
エピソード2に続きます!
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せっかくの機会ですので、
「農業」について語ってみようと思います。
2012年10月で農業という職業に就いてちょうど10年目です。
11年目に突入しようとしている今!
10年やってきて感じたこと。
10年やってきて気づいたこと。
とりあえずご報告。
学生の頃、絶対にやりたくなかった仕事が農業でした。
小学校では「百姓」と言われ、
それは中学校になっても言われ続け、
さらに高校になっても……
なぜ、農家の息子に………
家が農家という事を知られたくなかった頃。
この時から、絶対にやりたくなかった仕事が農業でした。
あこがれのサラリーマンという職業に就き、10数年が経過。
その仕事もつまらなくなり、職安に通った10か月。(プータロー期間です。)
その時、やりたい事を探していたのですが、
結局それも見つからず、人生を半ばあきらめ、畑に立っていました。
「農業をやる」と両親に伝え、「農業では食っていけないから止めろ」と言われ、
畑に出ても無視されていた1か月。
1か月経って、「ビニールトンネル張りを手伝え」と言われた時のうれしさと言ったらありませんでした。
やりたくなかった農業がうれしく感じた最初の瞬間でした。
月日は流れ、今、感じている事。
「はたして農業でポルシェが乗れるのか?」
エピソード2に続きます!
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